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【K-1】108秒KOの金子晃大が7月両国大会にも参戦熱望「そこで玖村選手とやってもいい」中村プロデューサーは「年内にはやりましょう」

2023/06/04 02:06
【K-1】108秒KOの金子晃大が7月両国大会にも参戦熱望「そこで玖村選手とやってもいい」中村プロデューサーは「年内にはやりましょう」

玖村戦は7月でもOKだとした金子

 2023年6月3日(土)神奈川・横浜武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2023』にて、第17試合のスーパーファイト-56kg契約3分3R延長1Rで10戦無敗のエムレ・カラジャ(トルコ)を1R1分48秒、KOした金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が試合後インタビューに答えた。


「今回の試合は玖村(将史)戦までに試合をしっかり刻んでいきたいというので自分がやりたいと言ったんですけれど、それは自分の成長のためもあるんですが、試合を見た人やお客さんが来て良かったなとするのが王者としての仕事なのでそこを果たさないといけない。両方の意味があるので倒せたので良かったかなと思います」と、両方の理由で良かったとする。

 対戦したカラジャについては「計量の時も気合いは感じましたし、しっかり当てても立ってくるので、勝つつもりで来たんだなというのは感じました」と、相手も本気で勝ちに来ていたと感じたという。


 速攻勝利は最初から考えていたのかと聞かれると「ここで俺が倒さないと、速攻で倒すインパクトを残さないと大会自体が…と感じていました。そこはひとつ自分のやるべきことだったかなと思います」と、王者としての役割を意識していたからと答える。

 玖村戦については「玖村選手に対して試合でしか得られないものとかを得たくて試合をしました。そこはまた一個成長できたポイントだと思いますし、大会自体を盛り上げるって意味合いが僕の中でありましたね」と玖村戦へ向けて成長できたという。


 もう玖村とはいつ戦ってもいい状態なのか。そう問われると「僕の中で、今日の試合で瞬殺したら7月も出ようというのがあって。ダメージなく倒せたから7月も出ようと思います」と、7月の両国国技館大会にも連続参戦する意向を示した。


「今日出てみて僕がK-1王者として興行を引っ張るためにも、7月に玖村戦があるかないかは別としても、なかったとしても出る気でいます。試合を刻んでいこうと思っているので、玖村戦に対して試合に出続けることがプラスだと僕は信じている。その中でお客さんたちが来てよかったなと思ってもらえるものを作っていくことがもうひとつの目標なので、これからも期待して欲しいと思います」と、7月が玖村戦であってもなくても出るとする。

 また、今回の試合テーマとして掲げていた「破壊と再生」は達成できたのかと聞かれると「それは僕の原点。破壊と再生はこれからも続けて行こうかなと思います」とした。

 中村拓己K-1プロデューサーは大会総括の中で金子vs.玖村について「年内に3大会が決まっているので、ここのどこかでやりたい。今ファンの皆さんがK-1の中で一番見たいカードであり、僕は55kgの最強決定戦だと思っている。機が熟したら注目が集まる舞台でやりたい。年内にはやりましょう」と、年内に実現させたいと語っている。

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