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9月8日(日)竹芝のニューピアホールで開催される「DEEP 91 IMPACT」の追加カードが発表された。
バンタム級では、元DEEP2階級王者・大塚隆史(T GRIP TOKYO)と白川“Dark”陸斗(志道場)が決定。
大塚は2017年にRIZINバンタム級トーナメントでアンソニー・バーチャック、カリッド・タハに勝利も、準決勝で石渡伸太郎に判定負け。2018年3月にDEEPバンタム級王座を返上すると、8月にはビクター・ヘンリーにもKO負けし、5年ぶりの連敗を喫した。
しかし、2018年12月の赤尾セイジ戦で強いレスリング力を発揮し判定勝利で復活。2019年5月の前戦でPXCバンタム級王者のトレヴィン・ジョーンズを迎え撃ったが、リアネイキドチョークで一本負けを喫しており、今回が再起戦となる。
大塚と対する白川は、激戦のDEEPバンタム級戦線で2018年12月に強豪の北田俊亮、2019年6月に石司晃一を判定で下し勢いに乗る大阪のストライカー。東京での出稽古ではHEARTSやアライアンスで朝倉兄弟らとも練習を重ねており、自信と実力を深めている。2019年4月にはDEEP大阪大会で釜谷真に逆転のリアネイキドチョークで一本負けを喫したが、2R終了間際には釜谷をTKO寸前まで追い込んでおり、相手の組みを切って当てる打撃は、対戦相手をことごとく窮地に陥れている。MMAレスリングの強い大塚の組みをいかに切り、チャンスの時間を作るか、注目だ。
ウェルター級では、元PANCRASEミドル級王者でUFCでも2勝2敗の五分の戦績を挙げていた安西信昌(TEAM CLIMB)がDEEP初参戦、約1年2カ月振りの再起戦で第3代修斗環太平洋ミドル級王者の佐藤洋一郎と対戦する。
安西は2018年6月の前戦でUFC2連勝中のジェイク・マシューズと対戦し、マシューズのヒザ蹴りをもらいテイクダウン&パウンドを受けて背中を見せたところを、マシューズにリアネイキドチョークを極められ1R、一本負けからの再起戦となる。
佐藤は、2018年4月に住村竜市朗に判定負けも、12月にペク・スンデに1R KO勝ち、2019年3月には米田奈央にも判定勝ちし2連勝を飾るも、2019年6月に悠太に抑え込まれ判定負け。安西同様に再起戦をいかに戦うか。
また、Fighting NEXUS初代バンタム級現王者で、6月のDEEPで小林博幸をマジカルチョークで極めた渡部修斗が9月大会にも連続参戦。毛利道場所属で18年9月のDEEP浜松大会でリアイキドチョークで一本勝ちしている倉信洋一郎と対戦する。ともにチョークを得意とする渡部と倉信の戦いは、ポジショニングから注目だ。
そして、大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)が連続参戦。6月大会では宮崎直人にスプリット判定で敗れており、再び連勝街道に戻りたいところ。対する岡村幸範は2018年10月に大原に判定1-0で惜敗。再戦でリヴェンジを狙う。
また、フライ級で毛利道場の秋山翼(5勝6敗5分)とトイカツ道場の森脇公三(1勝1敗)の試合も決定している。
【追加対戦カード】
▼DEEPバンタム級 5分3R
大塚隆史(T GRIP TOKYO)
白川“Dark”陸斗(志道場)
▼DEEPウェルター級 5分3R
佐藤洋一郎(KATANA GYM)
安西信昌(TEAM CLIMB)
▼DEEPライト級5分2R
大原樹里(KIBAマーシャルアーツクラブ)
岡村幸範(Fight Holic)
▼DEEPバンタム級 5分2R
渡部修斗(ストライプル新百合ヶ丘)
倉信洋一郎(毛利道場)
▼DEEPフライ級 5分2R
秋山 翼(毛利道場)
森脇公三(トイカツ道場)
【既報カード】
▼DEEPフェザー級 5分3R
横山恭典 (KRAZY BEE)
牛久絢太郎(K-Clann)
▼DEEPフライ級 5分2R
安谷屋智弘(総合格闘技道場闘心)
坂巻魁斗(BRAVE)
▼DEEPフライ級 5分2R
藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)
伊藤裕樹(ネックスイチムエ)
▼DEEPバンタム級 5分2R
遠藤大翼(和術慧舟會IGGY HAND'S GYM)
城田和秀(NEXUSENSE)
▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分2R
古瀬美月(Y&K MMA ACADEMY)
坂本美香(Fight HOLIC)
▼DEEPウェルター級 5分2R3
米田奈央(GENスポーツアガデミー)
嶋田伊吹(Fight Holic)
▼DEEPバンタム級 5分2R
安部路人(フリー)
ハシャーンフヒト(NEX)
▼DEEPフェザー級 5分2R
神田航也(パラエストラ柏)
佐々木由大(トライフォース赤坂)
▼DEEPストロー級 5分2R
林豊(パラエストラ松戸)
多湖力翔(ネックスイチムエ)