▼第10試合 ㈲コーセーリトル presents GRACHANフライ級トーナメント準決勝 5分2R
延長1R
〇御代川敏志(パラエストラ柏)57.1㎏(1回戦でTKO勝ち)
[判定2-1]
×宮内拓海(TMC道場)56.9㎏(1回戦でTKO勝ち)
※御代川が決勝進出
1R、ともにオーソドックス構え。左右で詰める御代川に左で差して体を入れ変える宮内。離れて御代川はさらに低いシングルレッグも、切った宮内がバックからパウンド。そこに足を手繰りヒザ十字に行く御代川を潰してパウンドし、立ち上がる。
シッティングガードからブレーク。スタンドに。徹底して左右を突いてすぐに詰める御代川に、カウンターのボディロックテイクダウンは宮内。御代川の寝技には付き合わずスタンド勝負も。御代川はノンストップで詰めて尻を着かせて片手でパウンドする。
2R、右ローから左右で詰める御代川に、右アッパー、左で応戦する宮内だが、距離が足りない。乱打のなかで左も当てる御代川は詰めて脇を潜りスタンドバックから左足をかけて対角の右手で宮内の左手を縛り、左手でパンチ。
スタンドバックで右手首コントロールに変えた御代川の手数が減ったところでキムラクラッチを狙う宮内だが、外して正対して崩し。そこですぐに立つ御代川とスクランブルで上の取り合い。
判定は2-1に割れ、動き続けた御代川が勝利。「こんな試合してこんなこと言うのもなんですけど……俺が絶対トップに立つからな!」と叫んだ。これで、GRACHANフライ級トーナメント決勝は、御代川敏志vs.児玉勇也となった。