キルクリフ修行のエフェヴィガはMMAの進化見せるか
一方のエフェヴィガは、2019年北斗旗全日本空道体力別選手権(男子-260)で準決勝進出者。2022年3月の『EXFIGHT 4』で岡澤弘太に1R TKO勝ちでプロMMAデビューを飾ると、LDHの『POUNDSTORM』では、グンター・カルンダに判定勝ち。2023年1月には、プロ修斗「2022年度新人王決定トーナメント フライ級決勝戦」でクアト驎を1R TKOに下して優勝するなど、プロ3連勝中。
そのエフェヴィガは、元UFC世界ウェルター級王者のカマル・ウスマン、元Bellator世界ライト級王者のマイケル・チャンドラー、現UFCファイターの佐藤天らが所属し、5期生の木下憂朔もトレーニングしたキルクリフFCでトレーニングを重ねてきた。
ライト級でエフェヴィガが戦うギルバート・カスティロ(米国)はMMA5勝3敗。オーソドックス構えから前手の左フック、左の蹴り、思い切りのいい右ストレートなどを武器に、2020年6月にはTitan FC王者のランドン・キノネスからワンツーの右でダウンを奪っている。
一方で、頭が下がる打撃とテイクダウン狙いにキノネスのヒザ蹴りをもらい、2021年1月の「XMMA」ではCFFC王者のチャーリー・ラドックに組み負けている。リーチのあるサウスポー構えのエフェヴィガにとってはスタンドでペースを握りたい相手だ。