キックボクシング
レポート

【超S-BATTLE】竹野元稀がWBKF世界王者に、奥山雅仁はS-BATTLE新王者、BreakingDown勢が大挙参戦

2023/05/10 13:05

▼第17試合 KICK S-BATTLEライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分3R延長1R
×どん冷え貴哉(Maynish KICK BOXING/S-BATTLEライト級王者、ACCELライト級王者)
延長R判定0-3 ※9-10×3
〇奥山雅仁(OISHI GYM/挑戦者)
※本戦は30-30、30-30、27-30


 S-BATTLEライト級王者・どん冷えは元MA日本スーパーライト級王者・石田勝希に勝利した実績も持つ実力者。セコンドには元同門で元NKBライト級王者ヤスユキが付く。対する奥山は、SB日本ウェルター級王者・奥山貴大の弟。


 1R、どん冷えの前進に合わせてこつこつ右ローの奥山。2Rも左右フックで前進するどん冷えに、奥山は右ミドル、右ロー、組んでのヒザをこつこつと入れてペースを握る。


 3R、左ミドルから接近戦でパンチを振るう奥山だが、どん冷えはうまく距離を詰めたりとパンチを当てさせないで攻撃を返す。判定決着となり、ジャッジ一者が奥山を支持するも、残り二者はドローとなり、延長戦へ。奥山はパンチを振るうも、どん冷えは組み付いて攻撃を許さない。攻撃の手を緩めない奥山が手数とヒットで上回り判定勝ちした。


 マイクを握った奥山は「何とかチャンピオンになることができました。僕はまだこんなもんじゃないので、これからもっと上を目指してチャンピオンにふさわしい人間になります。OISHI GYMの奥山雅仁に注目して下さい」とアピールした。

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