昨年の開催が見送られた空道世界選手権大会が今年開催されるが、強豪国ロシアの選手は欠場に(C)全日本空道連盟
2023年5月13日(土)・14日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館にて開催される『2023北斗旗 第6回世界空道選手権大会』。
空道の強豪国ロシアは、ロシアという国の代表ではなく「AAHOC(Athlete Authorized by the Hokutoki Organizing Committee)として出場する」ことが発表されていたが、その後、ロシア空道連盟が「国際情勢によりロシアスポーツ省から今回の選手海外派遣を見送るように強い要請があったため、再検討した結果として、連盟所属選手の派遣を見送る」ことになった。
【写真】昨年11月に仙台で開催された空道アジア選手権
KKIF(国際空道連盟)は、この判断を選手の安全を最優先したものとして尊重することとし、コリャン・エドガー、アナスタシア・モシキナらロシア人選手は不参加となることが決定。
空道連盟は「出場が叶わなかったロシア、ウクライナ両国の選手たちの分も、我が国の選手と、この競技を愛する世界の仲間たちが熱く闘ってくれるものと確信しております。また、闘いを終えた者たちの心は自ずと、相手がどの国の選手であるかなどということより、相手がこの競技を愛しその技術を磨いた同志であることへの喜びに満ち溢れるものと信じております。なにとぞ、ご来場、ご取材を賜り、その姿を見届けていただけますようお願い申し上げます」とプレスリリースにて記している。