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2023年5月6日(土)東京・有明アリーナ『RIZIN.42』に出場する全選手の個別インタビューが4日、都内にて行われた。
▼第8試合 フライ級(57.0kg)5分3R
ジョン・ドッドソン(米国)23勝13敗
竿本樹生(BRAVE)18勝2敗
ドッドソン「竿本がテイクダウンに固執するなら、僕の両ヒザに歓迎されることになる」
──試合を2日前に控えた心境は?
「体調は素晴らしい。早く試合をして、皆さんにまた素晴らしい試合を見せたいです。待ちきれない。たくさん食べました。体重を増やして、試合当日は対戦相手よりも重めの体重で戦えるようにしました」
──それはTシャツのバックプリントにちなんで?
「当然そうです。試合の日には魔神ブウのように、自分のなかでもっとも残虐で暴力的な部分が出せるように。『ドラゴンボール』が大好きで。次のシーズンの超(スーパー)も楽しみ!』
ーー対戦相手の竿本選手の印象は?
「非常にレスリングに特化した素晴らしい選手。サウスポー構えでユニークに動くけど、自分も前回日本に来たとき(所英男戦)と同じことをするために来た。それはリング上で自分の手が上がるということ」
ーー試合展開はどうなりますか?
「試合の流れとしてはできるだけ相手をぶん殴って、顔面を踏みつけて、フィニッシュしたいと思います」
ーー所選手の試合のあと、ベアナックルファイト(BKFC)で戦って1R KO勝利しています。これがドッドソン選手にとってMMAのキャリアにおいてどういう意味を持ちますか。
「ベアナックルをやることにより、自分がMMAで特化しているものをより強化し集中できる。打撃を重視してしっかり体重を乗せてパンチができてKOが増える。それが能力向上だけでなく自信を高めることになり、それがMMAの向上につながるよ」
ーー素手で戦うことにより、怪我のリスクがありますが、ピンポイントで当てることにも役立っている?
「特にそういう懸念は持ったことがなです。いずれもしかしたら拳を骨折することになるかもしれませんが、自分のなかでは骨折を気にする以上に勝利への執着心が上回ります。気持ちの強さもMMAに生きてくるし、何が何でも勝ちを取りに行く姿勢もベアナックルで鍛えられます」
ーー14連勝中のヤングプロスペクトが対戦相手であることは、何か心境にもたらしました?
「特に気にしてないです。自分は強い相手と戦い、倒して、また試合後にバク宙したいと思います」
ーー竿本選手のテイクダウンの印象は?
「彼はテイクダウン能力は良いものを持っているけど、自分は取られないと思う。自分は“世界一テイクダウン取りにくい相手”だと思う。どうしてもと、テイクダウンに固執すると、自分の両ヒザに歓迎されることになるだろう」
ーー大晦日は『ニンジャ・タートルズ』での出場でした。今回のチームは?
「今回も同じです。変えるつもりは無いです。『ニンジャ・タートルズ』のチームは最強と期待しています」
ーーなぜそんなに『ニンジャ・タートルズ』が好きなのでしょう?
「それは自分自身がタートルだと思っている。生まれたときから。実はタートルズは5人組だったのに自分が忘れられていただけ。それをアピールしたい」
ーーファイトキャンプはどこで?
「基本的にはジャクソンウィンクMMAです」