▼第4試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R
○栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
判定2-1 ※30-29、29-30、30-28
×内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、跳びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。戦績は41勝(22KO)21敗3分。
内藤三兄弟の長男・凌太は選手層の厚いSB軽量級で植山征紀、笠原友希ら実力者としのぎを削ってきた。RISE、RIZIN、HEATなど他団体のリングにも積極的に出撃し、2019年1月にはDEEP☆KICK‐55kg王座を獲得。2022年11月のフェザー級次期挑戦者決定トーナメントでは決勝へ進出するも山田彪太朗に判定で敗れた。戦績は21勝13敗3分。
1R、上体を左右に振りながら左右ミドルを蹴る内藤に、サウスポーの栗秋は左インロー。内藤も右インローを蹴り返す。栗秋は飛び込んでの左を再三狙うが、内藤にブロックされる。
2Rになるといきなりギアを上げた栗秋は左右の強烈なボディから左右フック、右ミドル。さらに右ボディからの左フックと強打を当てて場内をどよめかせる。栗秋が右ローを蹴って左に傾いたところへ右ハイを合わせる内藤。栗秋はさらに右ボディから左フック、右フックから左ローと猛然と攻める。内藤も負けじと右ローを返し、右ミドルを蹴る。内藤は蹴りからの右フックをヒットさせた。
3R、栗秋は左フックから左右ボディの強打で内藤にロープを背負わせるが、バッティングで一時中断。再開後、飛びヒザ蹴りで舞った栗秋はさらに左右フック。下がらない内藤は右インローと左右フック。内藤のブロックの硬さになかなかヒットを奪えない栗秋は逆に内藤のパンチをもらうが右ボディを返す。疲れが見える栗秋に左ミドル、右フックを見舞う内藤。栗秋は飛びヒザを放つも不発。