キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈がチンロンのガッツに苦戦も判定勝ち、中島弘貴が復活のKO勝ち、大谷翔司が鮮やかKO、10年ぶり復帰のTaCaが熱戦で勝利もぎ取る

2023/04/22 19:04

▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級 3分3R延長1R
○中島弘貴(LARA TOKYO)
KO 2R 2分10秒 ※3ノックダウン
×西川康平(8ball fitness)


 中島は無敗のまま「Krush 70kg Tournament 2009」で優勝。2010年3月には「K-1 WORLD MAX 2010 ~-70kkg日本トーナメント」で準優勝。2012年にはIT'S SHOWTIMEの日本王座として制定されたSTJ 70kg MAXの初代王者にも輝いている。2015年4月には第3代Krushスーパー・ウェルター級王座を獲得。2021年5月よりKNOCK OUT初参戦を果たすと5連勝(4KO)を飾ったが、2022年10月のクンタップ戦で判定に敗れ連勝がストップした。戦績は30勝(18KO)17敗。


 西川はK-1甲子園やJ-NETWORKで頭角を表したサウスポーで、2011年からKrushに参戦。2016年3月にはK-1に出場して勝利を収め、2017年3月には木村“フィリップ”ミノルにKO勝ちを収めている。最後に試合をしてから2~3年が経つというが、自身のジムも持って今回復帰する。戦績は10勝(5KO)12敗。


 1R、サウスポーの西川は前へ出ていき、左右フックを繰り出す。さらに強い左ミドル。ノーガードになって中島を挑発すると左右フックを叩きつける。中島は左カーフを狙い撃ちにしていく。西川の右フックをかわすと左フックを打つ中島。


 2Rも右カーフを蹴り、右ロングフックでダウンを奪う中島。飛びヒザ蹴りで襲い掛かるが、一度落ち着いて距離をとる。中島の右ミドルに西川は左ミドル。右へ回り込みながら左ロー、左フックの中島は鮮やかな飛びヒザ蹴りでダウンを奪う。最後はコーナーへ詰めての右ストレートからの左フックで西川をマットに沈めた。



 中島はマイクを持つと「前回の試合で6カ月ぶりのリングだったんですけれど、練習と会場に来てくれた皆さんのおかげで勝つことが出来ました。KNOCK OUTを盛り上げていい試合をしたいという気持ちは選手みんな一緒だと思いますけれど、その気持ちは俺はハンパないのでよろしくお願いします」と語った。

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