▼第6試合 KNOCK OUT-BLACKライト級 3分3R延長1R
○大谷翔司(スクランブル渋谷)
KO 2R 1分54秒
×力斗(TEAM PREPARED)
大谷は陸上自衛隊徒手格闘部隊出身。2016年にデビューし、2019年1月にはREBELS-MUAYTHAIライト級タイトルへの挑戦を経験(ドロー)。2020年8月にはJAPAN KICKBOXING INNOVATIONライト級王座に就いた。12月にはKNOCK OUT-BLACKライト級王者バズーカ巧樹とノンタイトルマッチで対戦し、ダウンを奪って判定2-0で勝利。しかし、2021年5月のタイトルマッチでの再戦では逆にダウンを奪われて判定負けで王座奪取に失敗。2022年4月には『RIZIN TRIGGER 3rd』で初回KO勝ちも、7月には梅野源治に3RでTKO負け。12月には庄司啓馬にKO勝ちで再起を果たしている。戦績は16勝(9KO)8敗3分。
力斗は九州で活躍する選手で21歳。戦績は6勝(4KO)1敗1分。宮田充KNOCK OUTプロデューサーが高く評価して参戦を決めたとする。
1R、前に出る力斗に大谷は右カーフ。ジャブ、右ミドル、右ローと攻撃を散らしていく大谷に力斗は強い右ボディ。前へ出る力斗に大谷は右フックを当てるが、力斗は下がらず左右フックを返す。大谷の左ボディからの左フックに、力斗も左フックを返す。
2R、大谷はジャブから右ロー、左フックから右ローとパンチからローにつなぐ。力斗は左ボディを狙っていくが、大谷の右ストレートをもらう。すると力斗はもっと来いと挑発しようとしたのか左のガードを下げる。そこへ大谷の右ストレートがクリーンヒットし、下がる力斗へもう一発右ストレートで大谷がダウンを奪う。最後は大谷が右ローからの右フックを打ち抜くと、力斗はストンっと崩れ落ち、大谷のKO勝ちとなった。
大谷はマイクを持つと「応援ありがとうございました。本当に僕が知らない選手だったんですけれど、映像を見た感じ勢いがあって強くて、今まで一番というくらい物理的に怖さを感じる選手でした。それを乗り越えてまた強くなりました。僕、王者じゃないので強いとは言えないんですが、このKNOCK OUTを背負ってKNOCK OUTと自分を高められるようになっていきます。KNOCK OUTのベルトとイノベーションのスーパーライト級の2つのベルトを必ず年内に獲ります。あとYouTubeやっているんですが230人くらいの登録者なのでよろしくお願いします(笑)」とアピールした。