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【Road to UFC】鶴屋怜が1回戦で7勝無敗のシアハーンと対戦、山本聖悟と秋葉太樹に勝利のイ・ジョンヒョンが堀内佑馬に敗れたクリマコと激突、ワンマッチにも強豪揃う=フライ級

2023/04/12 05:04
 2023年5月27日(土)と28日(日)、中国・上海のUFC パフォーマンス・インスティチュートで開催される『Road to UFC 2023』の1回戦およびワンマッチのカードが4月11日、正式発表された。  男子フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級で各8選手による勝ち抜き形式のトーナメント1回戦16試合と、ワンマッチ4試合の計20試合が、2日間にわたり行われる。  日本からはフライ級で鶴屋怜、バンタム級で野瀬翔平と上久保周也、フェザー級でSASUKEと神田コウヤ、ライト級で丸山数馬と原口伸の出場とカードが発表されている。  1回戦はアジア圏のプライムタイムに放送予定で、日本では『U-NEXT』と『UFC Fight Pass』にて配信が決定している。 『Road to UFC 2023』フライ級1回戦カード ▼フライ級 5分3R鶴屋 怜(日本)Rei Tsuruya 6勝(3KO・TKO/3SUB)6勝0敗・20歳ロナル・シアハーン(インドネシア)Ronal Siahaan 7勝(5KO・TKO)0敗  既報通り、フライ級には日本から6勝0敗の鶴屋怜(パラエストラ千葉ネットワーク)が参戦。1回戦で7勝(5KO・TKO)0敗のロナル・シアハーン(インドネシア)と対戦する。  シアハーンは、これまでONE PRIDE MMAのみで戦っており、鶴屋と同じく初の国際戦となる。2022年12月3日の前戦ではサウスポー構えから左ストレート、左ボディ、左ハイの波状攻撃に加え、組んでの首相撲ヒジ・ヒザでTKO勝ちを収めており、スタンドでアグレッシブなファイターだ。寝技ではスクランブルを得意とするシアハーンを、鶴屋はいかに要所を押さえて削り、極めるか。 ▼フライ級 5分3Rマーク・クリマコ(フィリピン)Mark Climaco 8勝1敗・25歳イ・ジョンヒョン(韓国)Jung Hyun Lee 8勝0敗・20歳  その他も既報通りの7選手が出場。  注目は、韓国ROAD FCで山本聖悟を初回KO、秋葉太樹に判定勝ちしている8勝無敗の20歳イ・ジョンンヒョンと、米国LFAで活躍中で、堀内佑馬に1R TKO負けが唯一の黒星の8勝1敗・25歳のマーク・クリマコの1回戦。  8勝中4KO・TKOと50%のKO率を誇るジョンヒョンと、AKA所属のフィリピン系米国人クリマコの潰し合いは、どちらが勝者でも鶴屋の強敵となりそうだ。 ▼フライ級 5分3Rスミト・クマール(インド)Sumit Kumar 7勝0敗・22歳チェ・スングク(韓国)Seung Guk Choi 6勝2敗・26歳  また、コリアンゾンビ門下で前回大会準優勝者のチェ・スングク(6勝2敗)と、バンタム級でも戦うインドの4勝無敗のスミト・クマールが対戦。 ▼フライ級 5分3Rジー・ニウシュイエ(中国)Ji Niushiyue 11勝2敗ビリー・パスラタン(インドネシア)Billy Pasulatan 10勝2敗  さらに、中国でUFC Fight Passと初めて契約した団体JCK MMAなどで11勝2敗の中国の“リトルキングコング”ジー・ニウシュイエは、“インドネシアのブルース・リー”と呼ばれる10勝2敗のビリー・パスラタンと対戦する。  トーナメント以外のワンマッチにもフライ級の強豪選手が出場。 ▼フライ級(※ワンマッチ)5分3Rトップノイ・キウラム(タイ)Top Noi Kiwram 8勝4敗・30歳ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)Nyamjargal Tumendemberel 6勝0敗・25歳  RIZINにも出場し、2022年「RTU」ベスト4のトップノイ・キウラム(タイ)が、モンゴルのニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)と対戦する。 (C)Gladiator  トップノイはパク・ヒョンソンに逆転一本負け後、2023年3月にインドネシアのCanggu Fight Nightで再起のKO勝ち。ニャムジャルガルは、3月26日の「Gladiator 021」でNavEを7秒KOに下して6勝無敗でフライ級チャンピオンについたばかり(※王座返上)。 ▼フライ級(※ワンマッチ)5分3Rシム・カイ・シオン(シンガポール)Sim Kai Xiong 4勝0敗・30歳ピーター・ダナソー(タイ)Peter Danasoe 5勝2敗・22歳 (C)ONE Championship  2023年2月に「One Friday Fights 4」で3連勝中だったアワン・アキブを1R ヒザ蹴りでTKOに下したピーター・ダナソー(タイ)と、シンガポールのシム・カイ・シオンが対戦する。  シオンは、BLACKCOMBATでも活躍中で今回のRTUにバンタム級で出場するイ・チャンホにもBRAVE CFで判定勝ちしており、その他3選手同様に、トーナメント出場選手に劣らぬ実力の持ち主といえる。欠場者が出た場合の補欠戦となる可能性もあり、注目だ。 [nextpage] 『Road to UFC 2023』各階級・決定カード 2023年5月27日(土)& 28日(日) 【フライ級】56.7kg以下 ▼フライ級 5分3R鶴屋 怜(日本)Rei Tsuruya 6勝(3KO・TKO/3SUB)6勝0敗・20歳ロナル・シアハーン(インドネシア)Ronal Siahaan 7勝(5KO・TKO)0敗 ▼フライ級 5分3Rマーク・クリマコ(フィリピン)Mark Climaco 8勝1敗・25歳イ・ジョンヒョン(韓国)Jung Hyun Lee 8勝0敗・20歳 ▼フライ級 5分3Rジー・ニウシュイエ(中国)Ji Niushiyue 11勝2敗ビリー・パスラタン(インドネシア)Billy Pasulatan 10勝2敗 ▼フライ級 5分3Rスミト・クマール(インド)Sumit Kumar 7勝0敗・22歳チェ・スングク(韓国)Seung Guk Choi 6勝2敗・26歳 【フライ級ワンマッチ】 ▼フライ級 5分3Rトップノイ・キウラム(タイ)Top Noi Kiwram 8勝4敗・30歳ニャムジャルガル・トウメンデムベレル(モンゴル)Nyamjargal Tumendemberel 6勝0敗・25歳 ▼フライ級 5分3Rシム・カイ・シオン(シンガポール)Sim Kai Xiong 4勝0敗・30歳ピーター・ダナソー(タイ)Peter Danasoe 5勝2敗・22歳 【バンタム級】61.2kg以下 ▼バンタム級 5分3Rシャオ・ロン(中国)Xiao Long 24勝7敗・24歳野瀬翔平(日本)Shohei Nose 10勝3敗2分・25歳 ▼バンタム級 5分3R上久保周哉(日本)Kamikubo Shuya 12勝1敗1分・27歳ジェライスー・バーエゴン(中国)Jieleyisi Baergeng 12勝3敗 ▼バンタム級 5分3Rエペライム・ギンティン(インドネシア)Eperaim Ginting 6勝0敗ダーエミィスウ・ザウパースー(中国)Daermisi Zhawupasi 6勝0敗 ▼バンタム級 5分3Rイ・チャンホ(韓国)Chang Ho Lee 7勝1敗・28歳ラナルドラ・プラタプ・シン(インド)Rana Rudra Pratap Singh 11勝1敗 【フェザー級】(65.8kg以下) ▼フェザー級 5分3Rイー・ジャー(中国)Yi Zha 22勝4敗・26歳アブダル・アジーム・バダフシ(アフガニスタン)Abdul Azeem Badakhshi 13勝3敗 ▼フェザー級 5分3RSASUKE/佐須啓祐(日本)Keisuke Sasu 11勝2敗1分・28歳キム・サンウォン(韓国)Sang Won Kim 9勝5敗1分 ▼フェザー級 5分3Rイーブーゲラ(中国) Yibugele 22勝11敗1分神田コウヤ(日本)Koya Kanda 11勝4敗・27歳 ▼フェザー級 5分3Rリー・カイウェン(中国)Li Kaiwen 10勝5敗・27歳レザ・アリアント(インドネシア)Reza Arianto 5勝0敗 【ライト級】(70.3kg以下) ▼ライト級 5分3Rホン・ソンチャン(韓国)Seong Chan Hong 9勝1敗ロン・ジュ(中国)Rong Zhu・22勝5敗・23歳 ▼ライト級 5分3R丸山数馬(日本)Kazuma Maruyama 12勝6敗・30歳キム・サンウク(韓国)Sang Uk Kim 8勝2敗 ▼ライト級 5分3Rウィンドリ・パティリマ(インドネシア)Windri Patilima 8勝0敗原口 伸(日本)Shin Haraguchi 5勝0敗1NC・24歳 ▼ライト級 5分3Rキ・ウォンビン(韓国)Won Bin Ki 17勝8敗・32歳バテボラティ・バハテボラ(中国)Batebolati Bahatebole 7勝1敗1分・25歳 【ウェルター級ワンマッチ】 ▼ウェルター級 5分3Rヌエアジ・タイイーラークエ(中国)Nueraji Taiyilake 8勝1敗キム・ハンスル(韓国)Han Seul Kim 13勝4敗・32歳 ▼ウェルター級 5分3Rクリス・ホフマン(フィリピン)Chris Hofmann 8勝1敗・33歳ユ・サンフン(韓国)Sang Hoon Yoo 7勝2敗・33歳
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