笠原が4度目のvs.ムエタイに臨む。過去の戦績は3戦全勝
2023年4月30日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2023 act.2』の追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本スーパーフェザー級王者・笠原友希(シーザージム)の相手は、ポームロップ・ルークスアン(タイ)に決定。
ポームロップは89戦60勝25敗4分の戦績があり、S-1 130Pタイトルを獲得している。昨年10月に初来日し、ユウ・ウォーワンチャイ(=大田原友亮)を翻弄し4Rに強烈な左ボディブローで一発KOしインパクトを残した。
そのポームロップを迎え撃つ笠原は2019年6月に国内55kg級トップクラスの小笠原瑛作をヒジ打ちによるカットでTKOに破る大番狂わせを演じ、2020年7月に那須川天心の対戦相手に選ばれたが初回KO負け。再起戦では手塚翔太と大激闘の末、KO勝ちでSB日本フェザー級王座に就き、2021年12月にはスーパーフェザー級王座決定戦を制してSBで2階級制覇を達成した。2022年3月にはRIZINに初参戦し、豪快な飛びヒザ蹴りで初回TKO勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではKrush王者の中島千博から勝利を奪ったが、9月にRISEランカーの常陸飛雄馬にKO負けを喫した。12月は石月祐作に大差の判定勝ち、今年2月にはTAaaaCHANに判定勝ち。これまでvs.ムエタイは3戦全勝。戦績は22勝(10KO)3敗のサウスポー。
自国で定期的にシュートボクシングの公式戦を開催しているシュートボクシング香港支部から向〇羲(香港=〇は米に子)が参戦する。向は、“ボンバー(爆撃機)”のニックネームで活躍し、坂本優起を2度破っている向柏榮の息子。SB日本ライト級2位・基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦するボンバー二世はどんなインパクトを残すか。
また、シリーズ開幕戦で、打倒極のシュートボクシングを体現し、SB日本ウェルター級ランキング入りを果たした風間大輝(橋本道場)は龍生塾の新鋭・有馬伶弍と対戦することが決まった。
なお、4月12日(水)17時~記者会見が行われ、今大会に出場する笠原弘希、坂本優起(ともにシーザージム)の2選手が出席。2年後には創設40周年を迎えるシュートボクシングから、新たな大きな発表があるという。この記者会見の模様はシュートボクシングの公式インスタグラムにてライブ配信される。