MMA
インタビュー

【RIZIN】堀江圭功、ケラモフ戦に向け「格闘技への愛がめちゃくちゃ強くなって“これしかないな”って」=4月1日(土)大阪

2023/03/29 22:03

ケラモフ選手は強いから一番やりたいと思い、そう伝えました

──コンディションは?

「バッチリです。いつも通りと言うか、過去最高です」

──右拳の負傷の治り具合は?

「もう治りましたね」

──SNSを見て、減量が心配の声もありましたが、ここまでの経過は?

「減量はいつも通りですね。チートデーの後は78.4kgありましたが、そこから抜いて(3月20日の時点で)75.8kgでした(※フェザー級は66kg)」

──ここまでの練習環境とその目的を教えてください。

「所属するアライアンスに加え、ロータス世田谷とTRIBE(TOKYO MMA)で練習しています。アライアンスではMMA。高阪(剛)さんには自分の動きを見ていただいてアドバイスをもらったり、サーキットトレーニングも手伝ってもらっています。

 ロータスではレスリング・グラップリング、TRIBEではMMAの組み中心のシチュエーションスパーをやっていてスタミナ強化もしていて、それらの練習を“混ぜて”います」

──トライフォース赤坂にいまは行っていないのは、いずれ戦う相手がいるからでしょうか。

「いま自分が強くなることを考えたら、この3つになりました」

──約1年半のブランクになります。この期間をどうとらえてきましたか。

「プラスしかなくて、試合がなくて“辛い”という気持ちはなくて。試合が決まってなくても試合があるようなイメージでずっと追い込んでいたので、スタミナも増えたし、強くなったと思います。組みの部分とか──ほんとうMMAで強くなったと思います」

──試合がなくても試合があるつもりで練習ができた要因は?

「何と言うか……前回の試合後、さらに格闘技への愛がめちゃくちゃ強くなって……毎日、毎日“自分を越えてやる”と思いながらやっていたら、スタミナがついて……きっと(スタミナが)ついていると思いますよ。やっていてもそう感じます。愛が増えた、という感じですね」

──愛が増えた!“MMAが好きだ”と?

「そうなんですよ。“これしかないなー”という気持ちが溢れて。それを試合でぶつけたいです」

──なるほど、そんな中、2連勝中のヴガール・ケラモフ選手についてはどのように研究していますか。

「周囲からアドバイスをいただいて、自分でも研究しますし、ある程度、自分で見えればいいと」

──“見えている”部分での印象は?

「反応の良さやフィジカルの強さがある選手ですね」

──反応の良さというのは、スタンドのみならず、組みの部分でもでしょうか。

「そうですね。カウンターの反応がめちゃくちゃいいですね。こっちが入ったときに、カウンターを打つ・タックルを合わせて来る──そういう反応の良さがあります」

──どんな試合になりそうでしょうか。

「自分らしい打撃が多めの試合を見せたいですね。普通に戦ったら、自分は打撃が多いので打撃になると思います」

──フィジカル面を警戒しますか。

「組んだ事がないので分からないですけど、過去の映像とか見ていると、“同じ人間だな”と。自分もフィジカルには自信があるので、やりあえる、もしかしたら、自分の方がフィジカルは強いんじゃないかなと思います」

──勝っている部分は?

「打撃だけじゃなく、MMAとして勝っていると思います。KO? 可能性はありますね」

──ケラモフ選手を対戦の第一希望にしていたと思います。その意図は?

「タイトルマッチをやりたいけど、ここから一気にやらせてもらえるとは思っていなくて、そう考えたときに、もしランキングをつけるなら自分よりも上の選手で、試合が決まっていなくて、何よりケラモフ選手は強いと思ったので、一番やりたいと思い、そう伝えました」

──大阪大会後のゴールデンウイークには、フェザー級で牛久絢太郎vs.朝倉未来、斎藤裕vs.平本蓮の試合も組まれます。意識する試合は?

「無いですね。自分とケラモフ選手との試合のことしか考えていないです」

──大阪大会のポスターの配置からも周囲からの期待を感じるのでは?

「あんまり考えたことはないですね(笑)。自分の動きをやる。もう自分のやることをする。自分のためだけに」

──リングとケージではどちらで戦いたいですか。

「ケージの方がお互い平等で戦える。リングだと身体が出たり、ストップ・ドント・ムーブとかもあるし、(ロープを)掴みやすい環境なので。ケージならそういうことは無くなる。(今回の試合のリングを意識した練習は)しています」

──ちなみに好きなお酒は……。

「もう平日は飲まないようにしていますし(笑)、(休日も試合の)1週間前には止めます!」(※この後日談は、3月30日のインタビューにて掲載)

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