2023年4月7日(金)タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 12』に大道塾の岩﨑大河の出場が決定。エマヌエル・オニエディカチ(ナイジェリア)とONEミドル級で対戦する。
1987年にルンピニースタジアムで長田賢一がラクチャート・ソーパサドポンと対戦した伝説の試合から36年。北斗旗王者が“何でもあり”のMMAでルンピニーのリングに上がるのは初となる。
▼ONEミドル級(※93kg)5分3R岩﨑大河(日本)MMA8勝1敗エマヌエル・オニエディカチ(ナイジェリア)MMA4勝1敗
岩﨑は幼い頃から大道塾で空道を学び、『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』では2017・2018・2022年260+クラス優勝、2022年11月に開催された『2022アジア空道選抜選手権大会』の270+クラスでも優勝し、同大会のMVPに輝いている。
MMAには、2020年6月から挑戦。PANCRASE、修斗、TTF CHALLENGE、INOKI BOM-BA-YEなどに出場して8連勝をマークも、2022年12月の前戦で元Bellator世界ミドル級王者のラファエル・ロバトJr(米国)と対戦し、1Rにキムラロックを極められ、初黒星を喫している。
対するオニエディカチはMMA4勝1敗の36歳。そのすべてがONEの育成大会であるONE Warrior Seriesでの戦績。オーソドックス構えからパワフルなパンチ、右ローキックなどを武器に1TKO・3判定勝ちをマーク。2019年10月の前戦では日本で「ONE Warrior Series 8」に出場し、2Rにデヴォン・モリスのローブローを受けて、その時点での判定で勝利している。
岩﨑は前戦では元柔術世界王者でBellator王者のロバトJrのテイクダウン、寝技に制されたが、ONEデビュー戦でオニエディカチ相手に精度の高い打撃で上回り、組みの展開でも揺さぶりをかけたいところ。
ミドル級から前戦は88.5kg契約で戦った岩﨑は、水抜き禁止のONEミドル級(※93kg)で、さらにルンピニーのリングでどんなパフォーマンスを見せるか。