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【PANCRASE】中田“ザ・リッチ”大貴が三宅輝砂に逆転の失神ギロチンチョークで「明日もまた生きるぞ!」、ライカが渡邉史佳との激闘を制し3年5カ月ぶり勝利、若林耕平が八田亮に競り勝つ、西尾真輔がDARANIをパウンドアウト

2023/03/26 12:03

▼コ・メイン 女子フライ級 5分3R
〇ライカ(RIGHT THING ACADEMY)11勝9敗2分
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29

×渡邉史佳(OOTA DOJO)※プロデビュー戦、1敗。アマ修斗2022年全日本選手権女子バンタム級優勝

 ライカは、2019年10月のアニー・カロリネ戦のスプリット判定勝ち後、3敗1分。前戦は2022年11月の修斗でキム・ソユルに3R リアネイキドチョークで一本負けしている。3年5カ月ぶりの勝利を掴めるか。

 対する渡邉は、テニスでインカレ出場のアスリート。今回がプロデビュー戦。2022年アマチュア修斗では全日本選手権女子バンタム級で優勝している。

 所属のOOTA DOJOからは4月30日にバンタム級の暫定王者・田嶋椋が、正規王者の中島太一との王座統一戦に臨むことが決定しており、渡邉はベテラン相手に勝利し、先輩に繋げることが出来るか。

 1R、遠間から出入りの渡邉はジャブ、右ストレート。手数少なく慎重なライカは頭を下げてダックイして左右で詰めるが、その動きを読んでいる渡邉はサイドに回る。3者10-9で渡邉のラウンドに。

 2R、左ジャブをダブルで当てるライカ、渡邉も右アッパーを返し、詰めて組み。ジャブのライカは左フックも。渡邉は右で出入り。2者がライカ、1者が渡邉を支持。

 3R、いきなり組みに行った渡邉。金網背にするライカもさばくが、中央で渡邉はダブルレッグテイクダウン! 金網つかい立つライカをさらにダブルレッグで尻着かせるが、際で上取るのはライカ。リアネイキドチョークを狙うが、エビを打ち上を取り返す渡邉。スタンドでは大振りになる渡邉に左ストレートを当てるライカ。渡邉も果敢に打ち合い、ゴング。デビュー戦とは思えない試合度胸を見せた。

 判定は2-1(29-28×2, 28-29)に割れるも、有効打を当てたライカが勝利。3年5カ月ぶりの勝ち名乗りを受けたライカは涙ぐみながら、「ギリギリ2対1だけど、ずっと勝てなくて、みんながついてくれて練習とかもつきあってくれてありがとうございます。パンチで勝つつもりでしたが、相手もボクシングがうまかったです。これからもステップアップして、挑戦していきたいと思います」と語った。

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