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【ONE】RISEに参戦したクンスックノーイ、初代ONEバンタム級キックボクシング世界王者ラマザノフが出場、メインには現ラジャダムナン王者ペットスクンビット

2023/03/09 19:03
 2023年3月10日(金)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE FRIDAY FIGHTS 8』。  メインカードの最終試合には『ONE FRIDAY FIGHTS 3』の最終試合で勝利したペットスクンビット・ボイ・バンナー(タイ)が再び登場。ペットスクンビットはなんと現役のラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者。2022年3月に王座を奪取した。前回の『3』ではチョーファーから左フックでダウンを奪い、逆転を狙うチョーファーと激しいヒジの応酬となった。  今回対戦するペットムアンシリ・ティーデット99(タイ)も2度目の参戦。初参戦は『ONE FRIDAY FIGHTS 4』でモンコルゲーウ・ソー.ソンマイ(タイ)に判定勝ちしている。この試合では前へ出るモンコルゲーウに下がりながらの蹴りをヒットさせていき、2Rにはヒジでカットを奪っている。  第10試合に出場するクンスックノーイ・ブーンデックシアン(タイ)は双子の兄クンスックレックとともに現在のムエタイシーンで注目を集める17歳の新鋭選手。今年1月の『RISE164』に初来日すると、田丸辰とRISEルールで対戦。ミドルキックをクリーンヒットしたもののルールの違いもあり判定負けを喫したが、タイでの試合はドローを挟んで6連勝中。また、4月23日(日)愛知・名古屋国際会議場イベントホール『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.8』に来日してシュートボクシング日本バンタム級王者・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)と対戦することが決まっている。  前半戦の最終試合にはアラヴァディ・ラマザノフが登場。ラマザノフは水泳から13歳でムエタイに転向、18歳でプロデビューすると21歳でタイに移住した。ロシアムエタイ連盟で12度の優勝、国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)では欧州&世界王者となっている。MAX MUAYTHAIやSUPER MUAYTHAIを経て2018年10月よりONEに参戦。2019年12月にはジャン・チェンロンに勝利して初代ONEバンタム級キックボクシング世界王座に就くも、2021年1月の初防衛戦でカピタンにKO負けで奪われた。11月にポンシリをKOして再起を飾り、2022年9月にカピタンとムエタイルールで再戦。判定2-1で勝利して今年1月にはノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)の保持するONEバンタム級ムエタイ世界王座に挑戦したが、3RにKOで敗れて今回が再起戦。  第2試合に出場するジョムホッド・オートムエタイ(タイ)は2007年のS1世界トーナメント優勝者(ミニフライ級)、テレビマッチの7チャンネルスタジアムでは2008・2014・2018・2022と4度も王座に就いている(2008年はライトフライ級、あとはスーパーフライ級)。そして2015年にはラジャダムナンスタジアムのスーパーフライ級王座にも就いている。  パンパヤック、ヨーティン、コンペット、ルンナライなど現在のトップ選手とも拳を交えており、面白い経歴としては那須川天心と対戦したワンチャローン、ライアン・シェーハンとも対戦している。シェーハンには敗れているが、ワンチャローンには5勝1敗1分の成績を残している。
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