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2023年4月30日(日)立川ステージガーデンで開催される『PANCRASE 333』にて、ライト級の正規王者・久米鷹介(ALIVE)と、暫定王者・アキラ(武蔵村山さいとうクリニック)による「PANCRASEライト級王座統一戦」(5分5R)が決定した。
同大会では既に「バンタム級王座統一戦」正規王者・中島太一(ロータス世田谷)vs.暫定王者・田嶋椋(OOTA DOJO)が発表されており、これで2つ目の王座戦となる。
▼PANCRASEライト級王座統一戦 5分5R
久米鷹介(ALIVE)第7代王者・24勝6敗4分
アキラ(武蔵村山さいとうクリニック)暫定王者・18勝10敗3分
「王座統一」──この試合を決めるまで、久米は何度引退を考えたか。度重なる怪我、長い現役生活の激戦ダメージから来る故障、そして昔の様には怪我が回復してくれない加齢。
大概の選手であれば退く道を選んだであろうが、久米は第7代王者として4度目の防衛戦をする為に、2021年12月の雑賀ヤン坊達也戦での一本勝ち以来、1年4カ月ぶりにPANCRASEに帰って来る。
一方のアキラもまた久米を待ち続けた。2022年9月に松本光史を左スーパーマンパンチで3R KOに下しての戴冠。このとき手にしたベルトから「暫定」の2文字を取り「正王者」になる為に、久米との対戦を望んだ。
5年4カ月もの長きにわたり第7代王者でい続ける久米と、7カ月前の立川大会で戴冠したアキラ。久米が2つのベルトを1つにするか。それともアキラが同じ立川でライト級の新たなページをめくるか。
4月30日は当初、『RIZIN LANDMARK 5』も代々木で開催予定だったが、ともにビッグマッチでセコンドが重なる選手も少なくなく、RIZINが4月29日に大会をずらしている。PANCRASE立川大会はほかにも王座戦が並ぶか。