キックボクシング
レポート

【BOUT】山川賢誠がようやく実現した宮崎就斗戦でダウンを奪う快勝「K-1との対抗戦で戦っていける選手になりたい」

2023/03/07 17:03

▼BOUTキックボクシングルール 68㎏契約 3分3R
〇ファーパヤップ GRABS(タイ)
KO 1R 2分00秒
×小島大輝(エスジム)


 来る3月19日には藤原乃愛が保持するミネルヴァ認定ピン級王座に挑戦する撫子を筆頭に女子選手の台頭が目立つGRABSでトレーナーを務めるファーパヤップGRABSが鮮烈な日本デビューを果たした。


 対戦相手の小島大輝は第5回K-1アマチュア日本一決定トーナメント-70㎏級優勝の実績を引っ提げてプロ転向を果たしたエスジム札幌の雄だが、「昨年10月『THAI FIGHT』で勝利した」というデータ以外情報のないファーパヤップと対峙すると緊張の色を隠せない。 果たしてサウスポーのこのタイ人は挨拶代わりの左ミドルキックで場内をどよめかせると、一気に小島を呑み込んだ。


 小島が右ミドルで反撃しても俊敏にカットして、痛烈なハイキックを返していく。そして距離を縮めるや、ヒジやフックを浴びせ続け、最後は左ストレートでダウンを奪う。腰を振らつかせながら立ち上がった小島のダメージを目の当たりにしたレフェリーはすぐ試合を止めた。と同時に小島陣営からもタオルが投げ込まれた。1R2分ちょうどで、ファーパヤップは戦慄の日本デビューを果たした。 今後はヒジ・ヒザあり以外のルールにも挑んでいくのか?

▼BOUTキックボクシングルール 55kg契約 3分3R
―がんばれ!ふるかわくん(GRABS)
試合中止
―朝日彗仁(TARGET SHIBUYA)
※減量中の朝日が緊急搬送されたため試合前日にドクターストップ。

▼BOUTセレクションマッチ 60㎏契約 2分3R
〇藤原英司(SEED Fighting club)
判定2-0
×須藤智也(TEAM TEPPEN)

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