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2023年5月27&28日、『ROAD TO UFC シーズン2』の開幕が決定した。シーズン2は再び、男子のフライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級にて実施。
トーナメントの全試合は観客を入れてライブ形式で行われ、開催地や会場についての詳細は後日あらためて発表される。決勝戦は2023年第四半期にアジアにて開催予定の「UFCファイトナイト」の一部として実施され、各4階級の優勝者にはUFCの契約が与えられる。
「ROAD TO UFC」(RTU)はアジアの有望なMMA選手がUFCと契約するための道を切り開く、“勝ち抜き”方式のトーナメント。
2022年6月に行われた第1回のトーナメントでは、32選手が男子4階級に分かれて対戦。2023年2月5日の決勝戦では、中村倫也(日本)、アンシュル・ジュブリ(インド)、リー・ジョンヨン(韓国)、パク・ヒョンソン(韓国)の4人の優勝者がUFCと契約。さらに「ROAD TO UFC」決勝戦に進出した風間敏臣(日本)、ジェカ・サラギ(インドネシア)、また非トーナメント戦で勝利を挙げたジャン・ミンヤン(中国)の3人にも契約が与えられている。
シーズン1では中国、韓国、日本、フィリピン、タイ、インドネシアそしてインドからアスリートたちが出場。シーズン2ではさらに幅広い国から出場者が集まる見込みだ。また、非トーナメント戦の1試合が各カードに追加され、各イベントで5試合が実施されることになる。
RTUシーズン2の実施について、UFCアジア太平洋地域統括責任者を務めるケビン・チャンは、「昨年にROAD TO UFCを立ち上げた際には、アジア地域の選手やファンベースにこれほどまで影響があるとは予想できませんでした。それは、フォロワー、エンゲージメント、視聴者数とリーチ、全ての面においてわれわれの予想を超えたものでした。ですが、何よりも重要だったのは、それによって7人の有望な選手が新たにUFCに加わったことです。シーズン2ではこれを足掛かりとして、再びアジアの有望なMMAアスリートにUFCへの明確な道筋を示します」とのコメントを発表した。
ROAD TO UFCの各エピソードはアジア圏のプライムタイム(グリニッジ標準時/GMT+8時間)に放送を予定。
UFCは「参加希望のアスリートは経歴と試合の映像を添えて、3月13日(月)までに [email protected] までお申し込みください」と募集も告知している。