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レポート

【UFC】柔術黒帯ブランチフィールドがアンドラージに一本勝ちでUFC5連勝! 注目のフライ級でカーペンターがUFCデビュー戦勝利でMMA7連勝

2023/02/19 13:02

▼ライト級 5分3R
〇ザック・パウガ(米国)6勝1敗(UFC1勝1敗)
[判定3-0] ※30-27×2, 29-28)
×ジョーダン・ライト(米国)12勝5敗(UFC2勝5敗)

 1R、サウスポー構えのライトに、右のオーバーハンドから右で差して組みに行くパウガ。金網背に左小手のライトは細かいパンチと右ヒザも、アゴ下に頭を押し付けるパウガも左のパンチをこつこつ突き、ヒザを入れるとローブローに。中断、再開。大外刈を狙うライトにパウガは左ヒジで右目上をカットさせると、ライトも残り10秒でようやく押し返す。

 2R、左ローのライトに1R同様に右オーバーハンドから右差しで組むパウガ。今回は体を入れ替えたライト。パウガは離れると右ハイをガード上に。さらに左から右ストレートで押し込み。左で小手に巻くライトに右手を外すと右ヒジ連打! ライトは金網を背にしたまま。四つ組みに戻して突き放すが、すぐにパウガが左右で詰めて押し込む。

 3R、オーソからワンツー、右ハイを見せるライト。避けるパウガも右ミドルを返すとサウスポー構えになるライト。しかしパウガは右オーバーハンドから右ロー。後が無いパウガは左の蹴りで押し戻す。さらに右ミドルも、蹴り足を掴んだパウガは押し込み右差し。ライトは右ヒザを突いて体を入れ替え離れる。ライトの右の打ち終わりにワンツーはパウガ。さらに右ボディストレート。詰めるライトは右ミドルも蹴り足を掴まれバランスを崩してブザー。

 判定3-0(30-27×2, 29-28)でパウガが勝利。TUFでのヘビー級からライトヘビー級に戻してUFC初勝利に「エルボーは狙っていたわけではないけど当てられて良かった。試合に勝てただけで最高の気分だよ。これからどんどん勝ち星を増やしていくよ。キャリアの初めからヒジ打ちを得意としていたから、“切り裂きジャック(Jack the Ripper "と呼ばれているんだけど、今はパンチを学んでいるところだよ。勝利も必要だけど、フィニッシュしたかった。それがキャリアの次のステップだ」と語った。一方、敗れたライトは4連敗に。

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