▼フライ級 5分3R
〇クレイトン・カーペンター(米国)7勝0敗(UFC1勝0敗)
[1R 3分13秒 リアネイキドチョーク]
×フアンカミロ・ロンデロス(コロンビア)4勝2敗(UFC0勝2敗)
平良達郎が参戦中のフライ級。
UFCデビュー戦となるカーペンターは26歳でMMA6戦全勝。うち4戦をフィニッシュ勝利しており、LFAではビクトル投げからのヒザ十字、右ハイキックでいずれも1R フィニッシュを決めている。2022年8月のコンテンダーシリーズでエドガー・シャイレスに判定勝ちしUFC入りを決めた。
対するコロンビアのロンデロスは28歳。MMA4勝2敗で、2019年のプロデビューから4連勝後、2021年5月にハウリアン・パイヴァの代役として急遽オクタゴン参戦。ダビッド・ドボジャークに1R リアネイキドチョークで一本負けしている。1年10カ月ぶりの再起戦。
1R、先に中央を取るサウスポー構えのロンデロス。カーペンターはオーソドックス構えから左ジャブも、その打ち終わりにロンデロスは右ジャブを突く。ワンツーのカーペンターに左を狙うロンデロス。
右ミドルハイをガード上に当てるカーペンター。さらに右ミドルも蹴り足を掴もうとするロンデロスはそのまま押し込みダブルレッグへ。そこに右手でギロチンチョークを合わせるカーペンター。
頭を抜いたロンデロスにカーペンターはクローズドガードから頭を金網から遠ざけると下から腕十字狙い。ロンデロスは細かいヒジ。頭を引き寄せるカーペンターは左手を掴んで後方に押し込むと、右足を首筋にかけて三角絞め、腕十字に切り替える。
ロンデロスがヒジを抜くと、カーペンターはオモプラッタ。前転して逃れて下からスクランブルで立とうとするロンデロスだが、押さえ込むのはカーペンター。右脇差して左足をパスガード。さらに右足も抜いてパスガードすると、ロンデロスはマウントを取られた瞬間に亀に。そこを逃さずすぐにバックマウントから4の字を組んだカーペンターは、左腕を喉下に巻いてタップを奪った。
MMA無傷の7連勝、オクタゴンデビューで初回一本勝ちを決めたカーペンターは「思い描いていた通り、といえばそうかな。打撃を活かしつつ、マウントを取れればチャンスがあれば極めに行くつもりだった。エルボーは何も感じなかった。仕留めるチャンスがあれば行くしかない」と語った。
Big way to kick off your UFC career! Congratulations Clayton Carpenter 👏 #UFCVegas69 pic.twitter.com/A2rp5Djp5L
— UFC (@ufc) February 18, 2023
RELENTLESS EFFORT! 💪
— UFC (@ufc) February 18, 2023
Clayton Carpenter with an impressive submission W in his Octagon debut! #UFCVegas69 pic.twitter.com/njPPIt5DXv