BreakingDown72023年2月19日(日)千葉・幕張メッセ※ABEMAにてPPV配信
▼第33試合 無差別級スペシャルワンマッチ 1分3R〇安保瑠輝也KO 3R×シリル・アビディ(フランス)
第4代K-1 WORLD GPスーパーライト級王者・安保の対戦相手は46歳のシリル・アビディ。1999年7月に初来日し、K-1ヘビー級で活躍。2000年7月、ピーター・アーツに初回TKO勝ちする大番狂わせを起こして一気に注目され、8月のダイレクトリマッチでもTKO勝ちした。さらに8月にはレイ・セフォーからもTKO勝ちを収めてトップクラスの仲間入り。ジェロム・レ・バンナ、クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン、ボブ・サップらと拳を交えた。2001年大晦日と2004年大晦日にはMMAにもチャレンジしたが、ドン・フライとボビー・オロゴンにいずれも敗れている。
2007年4月の試合を最後に引退し、戦績は25勝(17KO)16敗。K-1 WORLD GPヘビー級トーナメントの最高位は2000年の3位(準々決勝勝者のアーツが負傷欠場したため敗れたアビディが準決勝に進出した)。幼い頃からストリートファイトを頻繁に行っていたというエピソードや喧嘩ファイトからマルセイユの悪童とのニックネームが付いた。
安保は身長180cmで体重は80kgに増量。アビディは身長190cm・体重104kgで、安保とは25kgの体重差となる。
試合前、バチバチに睨み合う両者。1R、まずアビディがジャブ、右フックで安保がスリップ。安保は突き刺すような左ボディ、飛び二段蹴り、さらに左フックでアビディを一瞬グラつかせる。下がったアビディへ安保は思い切り振りかぶっての右フックでダウンを奪う。
そして再開直後、安保はダッシュしての飛び蹴りを顔面へ。何とか立ち上がったアビディを仕留めに行く安保だが、アビディはハイキックで対抗。
2R、ブロックを固めて前に出るアビディへ安保はハイキック。アビディも横蹴りを繰り出す。パンチの打ち合いになると安保の右フックにアビディはグラつき、安保は三日月蹴りから強烈な左ボディ。下がるアビディに追い打ちをかけてダウンを追加する安保。さらに右ボディ、右ロー。アビディはハイキックを放つがかわされる。
3R、安保の蹴りをキャッチして転倒させるアビディ。安保は右ストレートから左フック、さらに打ち合いに行ってジャブを当てる。アビディの前蹴りに前蹴りを返すと転倒するアビディ。圧倒していた安保にアビディの右フックがヒットし、安保はケージまで下がるが、詰めてきたアビディへ安保は左右ストレートを浴びせて最後は2発目の左フックでアビディがダウン。これでレフェリーがストップした。
安保はマイクを持つと「急なオファーを受けてくれたアビディ選手に拍手をお願いします。今回僕が参戦することって賛否両論あると思うんですけれど、俺としてはプロの選手にも面白い試合をしたり、魅力ある選手がたくさんいるので、BreakingDownで格闘技を知った人も多くいると思うので、プロの試合も興味を持って見ていただければ僕も出た甲斐があったというか。俺の本質は格闘家でどんどん強い選手に挑戦していくことが志なのでこれからもそれを体現していきます」とメッセージを送った。
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▼第32試合 ウェルター級ワンマッチ〇ジョリー判定4-1×啓之輔
前に出る啓之輔が左ミドル。ジョリーは右カーフを蹴るが、啓之輔に捕まってヒザ蹴りをもらう。ジョリーの右フックにもヒザを合わせる啓之輔。前に出るジョリーは左フックも啓之輔は組み付いて倒し、首相撲からのヒザ蹴り。ジョリーは左右フックを放つ。ジョリーが右フックを放って本戦終了。
判定は2-0で延長戦へ。細かいパンチで前に出る啓之輔に組み付くジョリー。右フックを見舞うジョリーに啓之輔も右フックで応戦。啓之輔は右カーフを蹴ると前へ出るがジョリーが投げるように倒す。敬之助が右カーフ、前蹴り、そして組んでの投げ。ジョリーは右を当てに行く。最後は啓之輔が右フックをヒットさせた。
判定はオーディエンスのみが啓之輔を支持。判定4-0でジョリーがアウトサイダーのレジェンドから連勝を収めた。
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▼第31試合 ミドル級ワンマッチ〇川島悠汰KO×佐々木大
Mr.BreakingDownの異名を持つ川島。当初は飯田将成との対戦が決まっていたが、直前に交通事故に遭ったため欠場。代わって朝倉未来ファミリーの佐々木が名乗りを上げた。佐々木はDEEPで1勝2敗。
開始と同時に殴りかかる佐々木が右フックをヒットさせ、川島は足を止めての打ち合いに応じる。佐々木の右フックを被弾するも、川島は左フックをヒットさせ、さらに右フックでダウンを奪う。
パウンドに行く川島に佐々木は足を利かせて防御。しかし、ブレイクを命じられて立ち上がろうとすると身体が言うことをきかず、立ち上がれずレフェリーストップになった。
快勝した川島は「急な対戦を受けてくださった佐々木選手ありがとうございました。練習していると言っていましたが、気持ちの面のもっていきかたが3日前だったので自分の方が有利だったと思います。自分もプロを目指しているのでまたいつか1分でなく5分で戦えたらと思います。それと今回対戦する予定だった飯田選手は怪我により欠場しましたが、8で飯田選手とやらせてください。どっちが本物のMr.BreakingDownか勝負をつけましよう。勝つのは俺です」とアピールした。
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▼第30試合 フェザー級ワンマッチ〇YUSHI延長戦 KO×こめお
YUSHIはアマチュアキック8戦7勝1敗。最強ホストを決める地下格闘技『宴』の元軽量級王者で、2021年RIZIN大晦日での三浦孝太戦がMMAデビュー戦となった。その試合では1R3分ちょうど、三浦のサッカーキックでTKO負けを喫したが、そのアグレッシブなファイトスタイルと入場シーンで一躍話題に。BRAVE GYMや朝倉未来との練習を積んで臨んだ2戦目では、ZENKIに2RでTKO勝ち。3戦目では同じく宴王者の覇留樹にリアネイキドチョークで勝利した。そして大晦日のRIZINにも第1試合に出場し、地下格闘技の帝王・中澤達也に勝利している。
“戦う料理人”こめおはBreakingDownの人気選手で、初出場の『BreakingDown4』では瓜田純士に判定負け、『BreakingDown5』べーやんに判定勝ち、『BreakingDown5.5』では行虎に判定勝ち。そして『BreakingDown6』では高垣の盟友であるTHE OUTSIDERのレジェンド黒石高大と対戦し、ハイキックでダウンを奪われ判定負けを喫している。12月の『BreakingDown6.5』では同じくTHE OUTSIDERのレジェンド高垣勇二に再々延長の末に勝利した。
この一戦は「こめおが俺とスパーリングやってダウンとったみたいな話をいろいろなところでしてるっていうので。俺も恥かく場面が多くて」と、こめおの言動がきっかけになったとYUSHIはオーディションで話していた。
こめおの飛び蹴りにYUSHIは右フック。YUSHIが右ローを蹴るとこめおは左右フックを放つ。YUSHIも右を返す。こめおの前蹴りに転倒するYUSHIは右フックを打つもこめおに首相撲からのヒザに持ち込まれた。
判定は0-0でドロー。延長戦になるとYUSHIが左右フックの猛攻を仕掛ける。こめおをケージ際まで追い込むと、首に手を引っ掛けて右ヒザをグサリと突き刺す。これでこめおは苦痛に顔を歪めてダウン。立ち上がろうとしても立ち上がれず、YUSHIの鮮やかなKO勝ちとなった。こめおは担架で運ばれた。
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▼第29試合 ウェルター級ワンマッチ×横田一則延長戦 判定0-5〇西谷大成
横田は小学生から柔道を学び、実業団まで柔道を続けていたが2004年9月のデモリッションでプロデビュー。その後はDEEPを主戦場とし、2007年2月にDEEPライト級王座を奪取。2008年の戦極ライト級グランプリでは決勝まで進出している。2012年2月にはDEEPフェザー級王座も獲得して二階級制覇を達成。ONEにも参戦し、2018年6月にDEEPでの石川英司戦を最後に引退した。現在は格闘技ジムK-Clannを率い、現DEEPフェザー級王者&元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎を育て、RIZIN女子スーパーアトム級王者&DEEP JEWELSストロー級王者の伊澤星花を指導するなど指導者としても手腕を発揮している。
2021年2月のDEEP 100回記念スペシャルエキシビショングラップリングタッグマッチに出場した横田は、GRABAKA出身らしくグラップリングの強い選手だったが、実は本人はキックボクシングにかなりの自信を持っており、シュートボクシングの試合も含めて3勝1敗の戦績。
アルバート・クラウスやドラゴから勝利を収めているファディル・シャバリを投げによるポイントも含めてだが勝利しており、Krushでは国内ウェルター級~スーパーウェルター級トップクラスだった廣野祐には敗れるも判定まで粘っている。
西谷は若手格闘家育成プロジェクト「朝倉未来1年チャレンジ」7月の『Breaking Down 5』に初参戦してKO勝ちしているが、ヒロヤは今回が初参加となる。ヒロヤは地元・姫路で小さい頃から喧嘩に明け暮れ、少年院にも入ったこともあるワルで「姫路では自分を知らないヤンキーはいない」と豪語し、姫路の総合格闘技道場・華王州や、神戸の総合格闘技reliableでも練習を積んできた。朝倉未来の元でトレーニングを積み、2020年8月にDEEPでプロデビュー。これまで7勝9敗1分の戦績。
前に出る西谷に横田は前蹴り、右ローで下がるが、クリンチがブレイクになると逆に突進して右フックから組み付いて投げようとする。前蹴り、右フックをヒットさせ、西谷が前へ出てくると下がって距離を取る横田。
判定は0-0で延長戦へ。横田の前蹴り、右ローに西谷は右フックから投げ。西谷が左フックをヒットさせ、さらにフックを見舞っていくと横田は疲労からか転倒を繰り返す。横田は右フックを繰り出すも西谷のフックを浴びてバランスを崩しフラフラしている印象を与え、判定5-0で西谷の勝利となった。横田は笑顔で西谷を祝福した。
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▼第28試合 ライト級ワンマッチ〇萩原裕介KO×信原 空(勾配ニキ)
前回の6でアウトサイダーチームとして出場し、ジョリーに敗れた萩原が再び参戦。朝倉海の弟子・信原と対戦する。
開始と同時にパンチで攻めようとした信原の右に萩原の左フックがカウンターで炸裂。ダウンを奪う。立ち上がった信原は再び打ちに行くが、萩原は左右フックで打ち合いながらヒザも突き刺し、今度は右フックでダウンさせる。
信原の倒れ方を見て、レフェリーがストップ。萩原が見事なKO勝利を収めた。
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▼第27試合 ウェルター級ワンマッチ×バン仲村延長戦 判定0-5〇瓜田純士
BreakingDownの人気選手にして過去に因縁があるという両者がついに激突。この戦いで因縁にケリをつけるという。
仲村が前蹴りから右フックで殴りかかり、瓜田にケージを背負わせる。瓜田も左右のストレート、フックを打ち返してヒザに持ち込む。仲村はうなり声をあげながら左右フックの乱れ打ち。YA-MANのみ仲村につけたが、ドローで延長戦へ。
始まってすぐにダッシュしようとした仲村に瓜田が右を放って仲村がダウン。パンチで突っ込む仲村に瓜田はヒザで応戦する。仲村がクリンチしてもヒザを止めない。仲村は瓜田にケージを背負わせての左右フック連打を見舞うが、瓜田の右フックをモロにもらって動きが止まる。さらに右で畳みかける瓜田。試合が終わると両者は抱き合った。
判定は5-0で瓜田が勝利。再び固く抱き合う2人。瓜田はマイクを持つと深いため息をつき、涙声で「まず戦ってくれた光、俺はあの当時、光の大事なものを取り上げ、光の心を傷つけたまま謝ることも出来ず10年間きました。俺は一瞬、10年ぶりとはいえ一度やられているのであの気迫で来られた時は面食らったけど、打ち合うことが出来てよかったです。今回は俺たちの因縁に光の方から歩み寄ってくれたことでこういう場に収まることが出来て光のおかげです。俺はBreakingDoawnで元気にやっています。いつもみんなのことを遠くにいても離れていても健康と幸せを祈っています。光という最高の男と友でいることを誇りに思っています」と語った。
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▼第26試合 ウェルター級ワンマッチ MMAルール〇安井飛馬(朝倉未来チャレンジ2期生)判定3-0×ポーランドの刺客
安井は柔道10年、BreakingDownには過去3度出場して全て一本勝ちしている。朝倉未来がスカウトし、朝倉未来チャレンジの2期生となった。相手はポーランドのMMA大会で2位になったという、BreakingDown2連勝のポーランドの刺客。
開始と同時に安井は二回転して蹴りを見舞うフェイント、さらにジャンプしてのフェイントから組み付くと鮮やかな払い腰でポーランドの刺客を投げる。そしてパウンドを打つがブレイク。立ち上がるとポーランドの刺客がパンチで勝負をかけ、一瞬押された安井だが首を抱えて回転し袈裟固め。本戦が終了すると、両者の戦いに大きな拍手が沸き起こった。
秋山成勲とYA-MANはドローを付けたが、判定3-0で安井が勝利。ポーランドの刺客に初黒星を付け、自身は無敗を守った。
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▼第25試合 ミドル級ワンマッチ×秀虎判定0-5〇にっけん君
見合う場面やクリンチなど、駆け引きが多かった本戦の判定はYA-MANのみにっけん君に付けたが1-0でドロー。
延長戦に入ると両者右フックを打ち、秀虎の右フックににっけん君が右フックのカウンター。秀虎はジャブから首相撲に捕まえてのヒザ蹴り連打。にっけん君は思い切りフックをフルスイングし、秀虎は首相撲に捕まえてヒザを突き刺す。
判定は右をヒットさせたにっけん君が判定5-0で制した。
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▼第24試合 女子ストロー級ワンマッチ〇杉田風夏延長戦 判定5-0×せりな(朝倉未来チャレンジ2期生)
せりなは高校生の時にKWFヨーロッパ極真空手道選手権大会ジュニアの部で2連覇、2017年新極真会カラテドリームフェスティバル全国大会高校女子軽量級優勝、第11回JKJO全日本ジュニア空手道選手権高校女子50kg未満の部3位などの実績を持つほか、数々の空手大会で入賞歴がある
2022年11月3日に開催された『BreakingDown6』に初出場し、得意の蹴り技を駆使して勝利したところ、朝倉未来が「ポテンシャルがエグい」「次の女子格闘技を引っ張る存在になれるんじゃないか」とその才能に惚れこみ、1年間の契約を結んだ。この契約は「YouTubeとか始めてもらって。1年間毎月20万とか払うのでただ練習してください」(朝倉)というもので、1年間で女子格闘技界のスターを目指す。大阪から上京して一人暮らしを始め、朝倉兄弟の拠点であるトライフォース赤坂で日々練習を積んでいる
杉田は極真空手の全国大会で3位になったことがあると言い、アマチュアキックボクシングで3戦して2勝している。セコンドには元K-1ファイターの伊澤波人が就いた。
前に出て右ミドルから左ミドルを2発蹴るせりな。さらに横蹴りで杉田を転倒させる。右の顔面前蹴りも。モーションのない前足の蹴り技が冴える。杉田は殴りに行くが蹴りで近付けず、近付いてもせりなにクリンチで動きを止められた。
白川陸斗はせりなにつけたが、判定1-0でドロー。延長に入ると杉田が前蹴りでせりなを転倒させ、せりなはすぐに立ち上がるが、左足を痛めた様子。さらに突進する杉田にせりなはクリンチを繰り返す。せりなが前足の蹴りを出す前に飛び込んでいく杉田。最後にせりながワンツーを見舞ったが、判定は5-0で攻め込んだ杉田が勝利。
せりなはその場に座り割り込み、左足の異常を訴え、抱えられて退場した。杉田は注目を集めたせりなを破る番狂わせを演じた。
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▼第23試合 ウェルター級ワンマッチ〇ほっそん(細川貴之)判定3-0×阪田壮亮
プロボクシング第35代日本スーパーウェルター級王者。第32代OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王者、元IBF世界スーパーウェルター級3位の細川貴之は今回からほっそんのリングネームに変更。阪田も元プロボクサーだ。
サウスポースタイルで左ストレートを繰り出して前へ出るほっそん。阪田はケージを背負いながらも左フックを返す。さらに右カーフキック。ほっそんは蹴られても左ストレート、左ボディで前へ出る。阪田にケージを背負わせての左右フックとボディを打ち込んだ。
昇侍と秋山成勲はドローだったが、判定3-0でほっそんが勝利した。
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▼第23試合 女子スーパーアトム級ワンマッチ×木村美玲延長 判定0-5〇いわち
木村は空手で関東準優勝、世界8位の実績を持つという。いわちは2012~2015極真館全米オープン大会組手4連覇&型3連覇、2015年極真館全日本大会3位の実績。また、K-1アマチュア大会のK-1チャレンジ(一般) Bクラス女子-45㎏トーナメントで優勝している。『BreakingDown6』では同じくフルコンタクト空手出身のせりなと対戦したが、判定5-0で敗れている。
木村は前蹴りと右ロングフックで離れた距離での戦い。いわちは右フックを出しながら前へ出て距離を詰めに行く。左右の連打を繰り出すいわちに木村は右ボディ、ヒザ蹴り。ガムシャラに左右連打を顔面に出すいわちに対し、木村は上下に打ち分けた。
秋山成勲とYA-MANは木村を支持したが、2-0でドロー。延長戦へ。いわちは左ハイから右ストレートなど蹴りからパンチへつなげる。再び左右連打を繰り出すいわちに木村がバランスを崩し、両膝をマットに着いたところへいわちが左右フックを浴びせ、これがダウンとった。立ち上がった木村は連打で前へ出たが時間切れ。
判定5-0で勝利したいわちは涙を流した。
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▼第21試合 バンタム級ワンマッチ〇咲人判定4-0×高垣勇二
高垣は『THE OUTSIDER』の初期から主要メンバーとして活躍し、4勝10敗の戦績。GRACHANにも出場したことがある。現在はアポロ中山が所属するGODSIDE GYMの代表。11月に開催された『BreakingDown 6』の「BreakingDown vs.THE OUTSIDER対抗戦」に出場し、山川そうきに判定負け。12月の『BreakingDown6.5』でもこめおに再々延長で敗れた。セコンドには高瀬大樹が就く。
咲人は極真空手6年の経験があるというホスト。セコンドにはYUSHIが就く。
左ミドルを蹴った咲人に高垣は蹴り足をつかんでパンチを見舞おうとするが、逆に右ストレートをもらう。その後も蹴りを出しながら右ストレートを繰り出す咲人。高垣は左右フックで応戦するが手数が少ない。スピードで優る咲人が右フック、左フックをヒットさせた。
判定はオーディエンスがドローだったが、判定4-0で咲人の勝利となった。咲人は「勝てました。僕は一人で何もできない無力な人間ですけれど素敵仲間たちがたくさんいます。いつか山川くんと再戦して必ず勝ちをつかみ取りたいです」と、以前に敗れている山川との再戦を目指すとした。
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▼第20試合 女子フライ級ワンマッチ×あちゅ判定0-5〇いーたろ
オーディションでの尻出しパフォーマンスで朝倉未来を困らせて一躍名をはせたあちゅと、同じく前大会のオーディションでの乱闘で悪名を轟かせたいーたろのお騒がせ女子対決。
互いに右のパンチを振るって打ち合う。前に出るのはあちゅだが、右を命中させているのはいーたろか。ガムシャラにパンチを振り回すあちゅにいーたろはよく見て右を打ち込む。
練習の成果を見せたあちゅが判定5-0で勝利、ぶりっこポーズを決めて写真に収まった。
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▼第19試合 バンタム級ワンマッチ〇としぞうKO×山川そうき
『NARIAGARI』でキックボクシングの元二冠王を破り、注目を集めたとしぞうがBreakingDownにも連続出場。少林寺拳法出身の山川は格闘技に打ち込むためにホストに転身したという。
としぞうの右ハイにすかさず右ストレートを返す山川。そのまま前へ出て打ちに行くが、としぞうの右フックをヒザ蹴りのカウンターでもらってダウン。立ち上がって向かっていく山川だが、としぞうのパンチが的確に顔面を捉え、左フックにグラつく山川。としぞうが再び右フックから左フックが入ったところで山川がグラつき、レフェリーがストップに入った。
「マイクはないの?」とアピールしたとしぞうだったが、無残にも「選手退場」のアナウンスが入った。
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▼第18試合 バンタム級ワンマッチ〇MASAMUNE判定4-0×ヒロヤ
MASAMUNEは2014年のアウトサイダーで朝倉海と対戦経験があり、2021年にはFighting NEXUSでプロデビューしたMMAファイター。対するヒロヤは朝倉未来1年チャレンジ1期生で、2020年8月にDEEPでプロデビュー。BreakingDownはこれが2戦目となる。
前に出るヒロヤだったが、ガードが空いたところにタイミングのいい右フックをもらってダウンを奪われる。ダメージなさそうなヒロヤは飛びヒザからMASAMUNEにケージを背負わせて左右フック。MASAMUNEも応戦する。ヒロヤは飛びヒザから右フック、そしてパンチの連打。MASAMUNEは頭を下げての左右フック連打で必死の応戦。
ダウン後は猛反撃を見せたヒロヤだったが、判定5-0でMASAMUNEがプロ対決を制した。
MASAMUNEは「ヒロヤ選手が強敵だったから自分も凄い練習して一皮むけたと思っています。でも今日の試合内容は正直負けていると思います。ダウン一発を評価してくれたと思うんですが、勝ちという結果は嬉しいですけれど内容には納得いってない」と鼻血を流しながら語った。
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▼第17試合 ウェルター級ワンマッチ×ハイメ判定0-5〇小柴亮太
第27試合に予定されていたライトヘビー級ワンマッチのSATORUvs.てるが、SATORUの欠場で中止に。昨日、急遽両者の試合が追加された。小柴は4歳から「劇団ひまわり」に所属し、子役・俳優として映画・CMなどに出演。2021年12月~2022年8月まで、3×3のプロバスケットボールチーム『BEEFMAN.EXE』に所属し、プロバスケットボール選手として活躍した。2022年Sリーグ優勝メンバーの1人。代々木公園でバスケットボールの練習中に朝倉未来にスカウトされ、格闘家に転向することを決意。「朝倉未来1年チャレンジ」の2期生となり、今回デビュー戦を迎えた。朝倉未来が「身体能力おばけ」と称するほどの身体能力を持つという。
いきなり打ち合いを始めた両者、小柴が右フックを命中させてダウンを奪う。再開後、ハイメが打ち合いに行き、小柴も応戦。右カーフから左右フックを振り回すハイメに小柴は右ストレート。逆転を狙って左右フックを振り回すハイメだったがダウンを奪い返すことはできず、判定5-0で小柴が勝利した。
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▼第16試合 無差別級ワンマッチ〇ノッコン寺田判定5-0×天田ヒロミ
天田は高校からアマチュアボクシングを始め、高校時代は国体で優勝、大学時代には全日本アマチュアボクシング選手権大会でライトミドル級優勝の成績を収めた。中央大学ではボクシング部の主将も務めている。大学卒業前にK-1からスカウトされると、1999年3月にプロデビュー。2004年のJAPAN GPでは優勝して、その年のWORLD GPに日本代表として出場している。
敗れてはいるがアンディ・フグ、ミルコ・クロコップ、マイク・ベルナルド、マーク・ハント、ジェロム・レ・バンナ、レイ・セフォーら世界のヘビー級トップファイターたちと拳を交え、K-1活動休止後は初代HEATキックルール ヘビー級王座を獲得するなど様々な団体で活躍。2014年4月にはRISEヘビー級王座にも挑戦している。最近ではチャクリキなどで試合をしていた大ベテラン。
対するは元日本代表の闘うラガーマンことYouTuberのノッコン寺田。150kgの巨漢だ。
天田が右ボディから左ボディを打ったところで、ノッコンの左フックをもらってダウン。一気にケージへ詰めて左右フックを見舞うノッコン。天田はそのノッコンの左右フック連打をもらい、左フックで2度目のダウン。大振りになる天田はノッコンのパンチでふらつき、試合を終えた。
判定は2度のダウンを奪ったノッコンの勝利。元K-1ヘビー級ファイターから勝利を奪ってみせた。
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▼第15試合 ライト級ワンマッチ MMAルール×近藤優太(※ヒロヤの兄)KO リアネイキドチョーク〇樋口武大
樋口は『THE OUTSIDER』第2代&第4代 60-65kg級王者の樋口は、プロMMA8勝6敗。アマチュア時代には、2011年11月に金太郎に腕十字で一本勝ち、2013年12月には朝倉未来にもヒールフックで一本勝ち。プロではDEEPなどでも活躍しているが、前回の6で信原空に敗れた。対する近藤は格闘技経験はなく、喧嘩無敗だという。
いきなり飛び込んでいった近藤を樋口はボディロックしてテイクダウン。すぐにサイドからマウントを奪い、パウンドを見舞う。暴れる近藤だったが背中を見せたところで樋口がリアネイキドチョークを極めて絞め落としてのKO勝ちとなった。
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▼第14試合 女子フライ級ワンマッチ×あき判定0-4〇坂本瑠華(土木ネキ)
2月12日の九州プロキックでプロキックボクサーとしてデビューした土木ネキこと坂本が短いスパンでの試合に臨む。対するあきはキックボクシング歴8カ月、喧嘩は無敗を誇るという。
前蹴りとワンツーで前に出る坂本。前に出て手を出すのは坂本だが、あきのワンツーストレートも坂本の顔面を何度も捕らえる。両者足を止めての打ち合いが最後まで続き、判定4-0で顔面ヒットを多く奪った坂本がプロの意地を見せた。
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▼第13試合 ミドル級ワンマッチ×桝 充喜判定0-4〇ベルサイユ理事長
カンボジアで地雷撤去の作業をしていたというベルサイユ。対する桝はキックボクシング歴2年のリングドクター。6を見て「自分でも勝てる」と思って応募したという。
両者とも強いフックの応酬。前に出る桝に右ストレートを打ち込むベルサイユ。サウスポーの桝は潜り込むようにしてパンチを打ちに行き、ベルサイユはヒザを突き上げる。右フックから組み付く桝にベルサイユは右ヒザ。
オーディエンスはドローとしたが、判定4-0でベルサイユの勝利となった。
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▼第12試合 ウェルター級ワンマッチ×七原嘉輝KO〇醤油ニキ
自称・ナニワの伝説格闘家だという七原と、日本拳法&ボクシング経験を持つ醤油ニキの対戦。
パワフルなフックで攻める醤油に七原はスピードのあるワンツーで対抗。七原は綺麗なストレートを打ち、相手もよく見ていたが、醤油が七原の右ミドルをキャッチしての左ロングフックで強烈なダウンを奪う。
立ち上がって反撃に行く七原だったが、打ち合いで醤油が左ストレートのカウンター。醤油が豪快KO勝ちを飾った。
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▼第11試合 ライト級ワンマッチ×ゲンキKO〇ダンチメン・あつき【写真】ゲンキが引き連れて入場してきたギャルたち
ゲンキはYouTuberでキックボクシング歴1年、あつきは空手歴19年で2020年KWF国際大会や2020・2021年JKJO全日本選手権を2連覇している。
右ストレートで前に出るゲンキだが、あつきは左ミドル2発で大きなダメージを与えると、腹をおさえて逃げるゲンキに左飛びヒザを見舞ってダウンを奪う。
続いて右の蹴りでダウンを追加すると、後ろ廻し蹴りや胴廻し回転蹴りの大技で場内を沸かせると、最後はケージを背負ったゲンキへ右後ろ蹴りを命中させて鮮やかなKO勝ち。段違いの強さを見せつけた。
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▼第10試合 女子ストロー級ワンマッチ〇宮里かおり判定5-0×はろーあにー
職業は「プリンセス」だという謎の女性あにーが初出場。六本木のクラブで喧嘩経験があるという。宮里は格闘技経験なし、麻薬所持で現在執行猶予中。「人生を変えて這い上がっていくところを見せたい」とする。
同時に前蹴りを出し、パンチを連打していくのは宮里。あにーはそのパンチに顔をそむけてしまう。目をつむってパンチを繰り出すあにーへ宮里は左右フックを連打し、左右ボディもしっかり打つ。
1分間攻め続けた宮里が判定5-0で勝利。宮里はその場で号泣した。
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▼第9試合 ウェルター級ワンマッチ×おでんツンツン男判定0-5〇10人ニキ
BreakingDownの人気者ながら連敗中の10人ニキと、2016年のおでんツンツン事件で逮捕されたおでんツンツン男の対戦。
10人ニキが序盤から右フックをヒット。音が場内に響いた。おでんも暴れるように左右フックを繰り出すが、10人ニキがワンツー、左右フックで応戦。後半はおでんの右のヒットが目立った。判定は城戸康裕がおでん、オーディエンスが10人ニキで1-1のドロー。
開始と同時にガムシャラに左右フックで突進する10人ニキが、右フックでダウンを奪う。ドッと沸く場内。動きがスローになり、相手を見ていなくても左右フックを繰り出す10人ニキ。おでんの反撃を喰らって、両手をヒザについて疲労困憊ながらも10人ニキは最後まで戦い抜き、判定5-0でついに勝利を収めた。
10人ニキは座り込み、「すいません、勝っちゃいました。俺が初めて登場したのが4のオーディション、2月16日で。1年経つんですけれど、BreakingDown様のおかげで人生が大きく変わりました。本当に感謝しています。何が言いたいかと言うと、ありがとうございました」とマイクで語った。
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▼第8試合 ウェルター級ワンマッチ×有井皓太郎KO〇外枦保尋斗
薬物依存の母を自ら通報したという衝撃的なエピソードをオーディションで告白した外枦保。キックボクシング歴は3年で、プロ戦績5戦5勝(4KO)。有井は東大の3年生、東大相撲部の主将を務めているという。「幻想を見ている不良に現実を見せてやる」と豪語しての参戦だ。
突っ込んできた有井に外枦保は右ミドル、さらにタックルを仕掛ける有井から右フックでダウンを奪う。その後もタックルする有井へ外枦保がラッシュをかけ、ケージ際での連打。右ストレートでダウンを奪うと有井は立ち上がれず、見事なKO勝利となった。有井は担架で運ばれた。
外枦保は「母ちゃん、勝ったよ。強行やって活躍できたのも関係者を含め、オーディションで負けたにも関わらず試合を組んで下さった朝倉未来さん、本当にありがとうございます。沢山の人に応援していただいて僕は幸せです。まだまだ未熟なので一人前になれるように頑張っていきます」とマイクで語った。
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▼第7試合 ライト級ワンマッチ〇山本隆寛判定5-0×宮島 翔
山本は元OPBF東洋太平洋バンタム級王者で、前回6では殴られ屋KENJIを仕留めている。対する宮島は朝倉兄弟のマネージャーでアウトサイダーにも出演経験がある。
宮島はいきなりジャンプしてパンチを見舞う奇襲攻撃。入り込んでコンパクトなパンチを顔面とボディに打つ山本に宮島はヒザを突き刺し、顔面にも見舞うが山本は下がらず左右ボディ。宮島は右わき腹をおさえ、山本はよく見てガードしていない部分から左ボディを打ってダウンを奪う。
山本がボクシングのテクニックを見せつけて判定5-0で勝利した。
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▼第6試合 ライト級ワンマッチ〇アドリブまさお判定5-0×久保田覚
前回6で対戦が組まれながらも、前日会見で久保田が椅子攻撃を行いまさおが負傷。試合が中止になった因縁の対決が今大会で組まれた。まさおは元プロボクサーとのふれこみ、久保田は『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』で挑戦者として出演し、名をはせた。 まさおはキャバクラ嬢風の女性軍団を引き連れての入場。
開始と同時に飛び出す久保田に対し、まさおはフットワークを見せる。ジャブを打つまさおに久保田は左右フックから組み付いてのヒザ蹴り。手数と勢いで攻める久保田にまさおは丁寧にワンツー、右フックをヒットさせた。判定は0-0で延長戦へ。
またも飛び出していき、組んでのヒザを見舞う久保田に、まさおはしっかり狙って左右のストレートを当てる。久保田は前蹴りを連打、ヒザにはまさおが右フックを合わせる。久保田はつかんでのヒザもまさおのパンチに顏が歪む。終了すると、久保田は疲れで座り込む。
判定5-0でまさおが勝利し、因縁に決着をつけた。
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▼第5試合 無差別級ワンマッチ〇エドポロキング判定5-0×舞杞維沙耶
身長203㎝、体重100kg超でオーディションにて注目を集めたエドポロキングが登場。対するは最強ホストとして巌流島にも出場し、地下格闘技で33勝30KOを誇るという舞杞が対戦。
前蹴りから襲い掛かったエドポロキングに舞杞は胴クラッチでテイクダウン。これはブレイク。舞杞の右カーフに左右アッパーを繰り出すエドポロキングを舞杞がダブルレッグでテイクダウンするがブレイク。右カーフを蹴る舞杞。判定は全員ドローで延長戦へ。
アゴを蹴り上げるエドポロキングに舞杞はダブルレッグでテイクダウンも、寝技にはいけずブレイク。右カーフを蹴る舞杞にエドポロキングがワンツー、右フックと右アッパー。ダメージを感じさせる舞杞は下がる。
判定5-0でエドポロキングがBreakingDown本戦デビュー戦を勝利で飾った。
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▼第4試合 バンタム級ワンマッチ 1分×田上健太判定0-4〇須藤和哉
アウトサイダー出身で朝倉海と対戦経験があり、RISEにも参戦したことがある田上。キックボクシング歴は12年。一方の須藤もアウトサイダー出身で、前回6に出場したアウトサイダーたちの姿を見て刺激を受けたという。キックボクシング歴は1年。
前蹴りで先制するのは須藤。田上は潜り込むような体勢から左右フックをフルスイングしていく。ワンツーで応戦する須藤に頭を下げてのフルスイングを繰り出す田上。須藤は飛びヒザも繰り出し、離れるとワンツーの連打で田上を下がらせる。
最後まで応戦した田上だったが、オーディエンスを除く4名が須藤を支持、判定勝ちした。
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▼第3試合 女子ストロー級ワンマッチ 1分〇ゆっちゃん判定5-0×志築杏里
ヤンキーにいじめられていたというコメディアンのゆっちゃんと、エイリアン・ニキの姉であるリアルヤンキーネキ・志築の対戦。
いきなり両者フックの応酬となり、序盤はゆっちゃんが手数で押していく。志築もワンツーとヒザで応戦も終了間際にゆっちゃんの右フックからの左フックで勢いもあって前に倒れ、これがダウンとなる。そして試合終了。
判定は5-0でゆっちゃんが勝利。ヤンキーにリベンジを果たした。
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▼第2試合 ウェルター級ワンマッチ 1分〇八須拳太郎判定4-0×齋藤健太
彼女いない歴17年の剛毛プロレスラー・八須と彼女いない歴7年の朝倉海ファミリー・齋藤のモテない男最強決定戦。
開始と同時にダッシュして殴りに行く八須に齋藤も応戦。八須の左右フックをもらう八須に齋藤もよく見て左右フックを当てていく。アッパーも繰り出す齋藤。パワーで八須がケージ際まで押していった。
判定はオーディエンスのみがドローだったが、判定4-0で八須がプロレスラーの意地を見せた。
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▼第1試合 フェザー級ワンマッチ 1分〇ぬりぼう判定3-0×本多スイミングスクール
オーディションをきっかけに大人気となった“元芸人”のぬりぼうと、朝倉海のものまねをウリにする“現芸人”本多の対戦がオープニングを飾る。
1R、ぬりぼうがまず殴りに行き、右フックをヒットさせていく。本多も負けじと打ち合うがぬりぼうの右のヒットが目立ち、回転力で上回る。両者ガムシャラにフックを打つ中、ぬりぼうは左ヒザも蹴る。最後にぬりぼうの右フックで本多が転倒した。
朝倉未来は「ぬりぼうが思ったより強かったのでビックリした」と評し、城戸康裕と大沢ケンジはドローだったが判定3-0で勝利を収めた。ぬりぼうは号泣、会場は温かい拍手に包まれたが、泣き止むのが早かったため嘘なぎ疑惑もかけられた。