▼第6試合 69.8kg契約ムエタイ 3分3R
×リボ・ソー・ソンマイ(タイ)
[3R 0分37秒 TKO] ※右インローキック
〇フルカン・カラバフ(トルコ)
リボは15歳からルンピニースタジアムで活躍し、現在23歳。KOが多いサウスポーのハードパンチャーで「Mr.ノックアウト」の異名を持ち、2015年にはルンピニーのスター・オブ・ザ・イヤーを受賞している。
対戦相手のカラバフはムエタイとキックボクシングの両方でタイトルを持っており、こちらもハードパンチャーだという。
1R、サウスポーのリボは序盤から強烈な左ミドルを蹴っていくが、カラバフは構わず前へ出て左フック、右ストレート。組むとリボは軽々と首相撲で崩してカラバフを転倒させる。リボはカラバフの右ミドルをキャッチすると引き付けながらのヒジ。かなり体格で上回るカラバフは右の強打を繰り出すが、リボは“打ってこい”と挑発して右を返す。ラウンド終了間際、リボは仁王立ちになって“来いよ”と挑発。右フックのカウンターが遅れて逆に右フックをもらうが、それでも仁王立ち。
2Rも左ミドルをどんどん蹴っていくリボ。またも首相撲でコカし、立ち上がってきたカラバフへ左ボディ。そしてまた鮮やかにコカす。思い切り右を放ってくるカラバフを左フックで迎え撃つリボ。カラバフはスイッチもしてジャブ、ストレート、フックを繰り出していくが、リボは鮮やかにかわしていく。しかし、攻撃の手は出さずにディフェンスに徹した形だ。ラウンド終了間際、カラバフの右インローでリボがダウン気味に転倒。
3Rも前に出ていくのはカラバフ。そこへ左ミドルを蹴るリボ。しかし、リボが左フックを突き上げるとカラバフがグラつく。リボが一気にラッシュを仕掛けるも、カラバフが右インローを蹴るとリボがダウン。右足を抱えて悶絶する。どう見ても立つことは出来ず、カラバフのTKO勝ちとなった。