堀江「ケラモフ選手、俺を殺しに来て」
そのフェザー級戦線では、4月1日の大阪大会で、元UFCで3連勝中の堀江圭功(ALLIANCE)が、2連勝中のアゼルバイジャンの強豪ヴガール・ケラモフ(ORION FIGHT CLUB)と対戦する。
2022年4月に中島太一に前三角絞めで一本勝ちし、7月に山本空良に判定勝ちしているケラモフは、堀江との試合に向け、「怪我も完璧に治り、100%の自分のパフォーマンスを見せたい。今回の相手を退け、今年はタイトルに挑戦したい」とメッセージ。
堀江は、2020年9月にPANCRASEで中島太一にスプリット判定で敗れるも、その後、RIZINで関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝中。今回が約1年4カ月ぶりの復帰戦となる。会見では、「自分も100%の力を出せるように全力をぶつけるんで、ケラモフ選手、俺を殺しに来てください。殺し合いしましょう」と死闘を宣言した。
また堀江は、RIZINフェザー級戦線について、「選手が増えてるなというイメージで、あとはマイペースで自分が強くなることだけを考えてやってきました。(ケラモフ戦後に戦いたい相手は)特にないですけど、勝ってタイトルマッチをやりたいと思っています」と、ケラモフ戦が王座挑戦の試金石になると語った。
「最大の挑戦になると思っています。自信はめちゃめちゃあるんですけど、今まで戦ってきたなかで一番か、二番目とかに強いんじゃないかなと。ただ、自信はあるので、普通にやれば普通に勝てる相手だと思っています。相手を淡々と壊しに行こうと思っています」と勝利に自信をのぞかせた。
一方、フェザー級で存在感を増した平本については、「かなり人気が出て……といいう感じですね。実力はまあ、あるかもしれない、というところで、まだ分からないところもあって、今度の試合(vs.斎藤裕)で、勝つか負けるかで本物かどうか分かるんじゃないかなという印象です。(見極めている段階?)そこを見ているというよりも、自分が格上の相手と対戦するかもしれないと見て来たので、あまり(平本を)見過ぎていないですね」と評価を保留。自身の試合に集中していることを語っている。
また、榊原CEOは、RIZINハワイ大会について、「6月の後半に。もしくは地方都市での大会となります。ハワイでは絶対にやりたいと思っているので、Bellatorのスコット(コーカー代表)の全面協力を得られる了解はとりつけていますが、違う国でやるにはいろんな準備が必要ということも含め、6月が無ければ、11月末か12月の頭に(行う)。年末の大晦日にコンフリクト(衝突)しない形でハワイ大会を組みます」と語った。