堀口「行動に移すことで何かしらの結果はついてくる」
マイク・ブラウンをはじめ、コーチたちは、毎週末のUFCなどMMAの試合をセコンドとして、あるいは動画でもチェックし、常に新しい動きを練習で試し、それが実際に使えるか・使えないかの判断をしている。その指導と担当選手の勝利により生活の糧を得ているため、責任の重さも違う。
堀口は本誌で、「ただ数カ月いるだけでチームとして練習できるわけではないです。それでも限られた時間で吸収できるものは吸収して、分からないポジションが分かることで、米国で練習したことが自信になることもあるはずです。何より行動に移すことで何かしらの結果はついてくる」と、米国での練習がそのまま強さに直結するわけではないが、直に見て感じることで得るものはある、と語っている。
牛久は、「まだ来て数日なんですけど、いろんなことをたくさん吸収してもっと、1カ月ぐらい経つとまた見えてくるものというか、自分が感じるものも違うんじゃないかなと思います」と、手応えを語っている。
持ち前の素直さと動じない心で、言葉が通じなくても、アメリカ人、ブラジル人、ロシア人選手たちと日々練習する姿をアップしており、そこで得たものを、日本で誰よりも練習するというK-clannやパワーオブドリームに持ち帰って、今春の朝倉未来戦に向かうことになる。
今後、動画では練習のみならず、単身、フロリダのスーパーで買い物し、“牛クッキング”をする様子などもアップされるという。