“どこでもハイキックガール”としてTikTokに様々なシチュエーションでのハイキックを披露している宮原(C)宮原華音
2023年1月22日(日)東京・大森ゴールドジムにて開催されたRISEのアマチュア大会『RISE NOVA』に、RISEのラウンドガールユニット『R-1SE Force(ライズフォース)』のメンバーである宮原華音が出場。見事、KO勝ちを収めた。
宮原華音は小学校2年生から松濤館空手を習い、5年生の時に2000年第7回全日本少年少女空手道選手権大会(女子・組手部門)で優勝。中学生時も2011年第25回東京都中学生空手道選手権大会で準優勝、2011年第14回関東中学生空手道選手権大会ベスト4の実力者。空手だけでなく柔道の黒帯も持つ。中学時代には陸上部に所属し、100m走と砲丸投では都大会ベスト8の実績もあるというスーパーガールだ。
(C)RISE
中3でモデル活動を開始すると、2014年に空手の経験を活かした映画『ハイキック・エンジェルス』に初主演。その後も『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』(2018年)、『騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ』(2021年)、『ウルトラマンZ』(2020年)などアクション系の映画&ドラマで活躍している。日本体育大学卒。SNSには大型二輪を乗り回す姿や突き・蹴りの動画なども多数見ることが出来る。
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最近ではTikTokで“どこでもハイキックガール”として、様々な場所や水着・制服・パジャマなどいろいろな服装でハイキックをする動画をアップして話題を呼んでいる。
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昨年10月にスタートしたRISE初のラジオ番組『大貫彩香か宮原華音のRISE STUDIO』(渋谷クロスFMで毎月第1、第3木曜日の20時からオンエア)の第1回で、宮原はラウンドガールとしてではなく選手として後楽園ホールに立つことを目標にしてやっていくと発表。ゲストの那須川天心も「マジっすか!? ラウンドガール大丈夫なんですか、顔殴られますよ」と驚きを隠せなかったが、「パンチの練習した方がいいですね。相手のパンチを見るような練習をすれば見えるようになります。今のキックボクシングはみんなパンチ寄りなので、蹴りが出来る選手が今後はやると思うんですよ。蹴りの対処ができる選手が少ないので蹴りを磨けばいい」とアドバイスしていた。
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その宮原がついにアマチュア大会にエントリー。第23試合の女子トライアルBクラス -52kg級にTARGET SHIBUYA/FIRST ORDER AGENT所属で出場すると、なんとわずか15秒で大西詩織(トライフォース赤坂)を鋭い右ミドルキック一発でKO。
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試合時間が短すぎたため、パンチやディフェンスの技術がどこまでなのかは未知数だが、アマチュア同士とはいえレガース(足の防具)を着用した状態で蹴りによるKOを奪えるのは稀なこと。身体能力も高いため、今後が期待される。
宮原は「まだまだこれからですがRISEファイターへの道! ということでスタートラインに立った気持ちで頑張ります」と、試合の動画と共に自身のInstagramにて意気込みを綴っている。