常陸飛雄馬は本名
常陸飛雄馬(ひたち・ひゅうま)はリングネームかと思いきや、本名なのだという。「父が『巨人の星』の大ファンで、自分を飛雄馬と名付けて、弟には宙太(伴宙太)と付けてもらいました」と言うが、「野球は1ミリもやりませんでした(笑)。自分はサッカーとかで。そんなに野球が好きだって無理強いはされなかったのでありがたいですね」と野球を強要されることはなかった。
常陸自身は「『巨人の星』はちょっとだけDVDで見たくらいです。なんか凄いギブスを付けているところとか、お父さんがキレるところとか、うさぎ跳びしているところとか」とあまり『巨人の星』には興味なかったが、「うさぎ跳びはやっていました(笑)。父がスパルタで勝負事に対して厳しかったので、走ったり、階段ダッシュとかで遊びに行けないんです。一番キツかったのは、3時のおやつが毎日ササミだったことです(笑)」と、父親はまさに星一徹だったそうだ。
「サッカーをしていたので、トップに行って欲しかったんでしょうね。メンタルや体力の基礎は小さい頃に作られました」と言い、「根競べでは絶対に負けない。そこでも負けないです。自信あります。根性、メンタルでは負けられないです。うさぎ跳びで鍛えてきましたから(笑)」と、父に鍛えられたメンタルに絶対の自信を持つ。
では、大リーグボールに匹敵する必殺技は常陸飛雄馬にあるかと聞かれると「僕の大リーグボールはフックですね。左右どっちも得意なんですよ」と、左右どちらのフックにも自信があるとした。
そして「どっちが倒れるか、どっちが強いのか、あまり想定できない展開になると思うので、それをワクワクしながら楽しみにしていて欲しいです」とファンへメッセージを送った。