▼コ・メイン フライ級サブミッショングラップリング世界選手権試合 10分1R
〇マイキー・ムスメシ(米国)
[判定3-0]
×ガントゥルム・バヤンドゥレン(モンゴル)
フライ級サブミッショングラップリング世界タイトルマッチとして、マイキー・ムスメシ(米国)が初の世界王座防衛戦で、ガントゥルム・バヤンドゥレン(モンゴル)を迎え撃つ。
ムスメシはBJJムンジアル4連覇を誇り、競技柔術における軽量級の世界最強の評価を受ける実力者。2022年4月にONEデビューし、今成正和からリアネイキッドチョークで一本勝ち。
2022年10月に1勝1敗と長年のライバルであるクレベル・ソウザに判定勝ちし、初代グラップリング フライ級世界王者となった。
当初は2022年のサンボ世界選手権58キロ級優勝のサヤン・ヘルテックがムスメシに挑戦予定だったが負傷欠場となり、サンビストで柔術黒帯のバヤンドォーレンと戦うことになった。
Legs are NOT supposed to bend that way 😱#ONEFightNight6
— ONE Championship (@ONEChampionship) January 14, 2023
🔴 Watch Live ⬇️
🇺🇸🇨🇦 👉 https://t.co/01DVujn7j1
🌍 👉 https://t.co/t1l2TKOXEP pic.twitter.com/8ODiAeHjhS
1R、両手で持って引き込んだムスメシ。金網に押し込むバヤンドゥレン。ブレーク。中央でシッティングから引き込み、腕十字狙いから左足を手繰ってヒザ十字、内ヒールと“マイキーロック”を仕掛けるムスメシ!
極まっているが、内掛けの三角の足を解いて耐えるバヤンドゥレン。サドルロックに組み直したムスメシ。内がけに変えるムスメシはリアネイキドチョークのように腕を組んで絞ると足首が上を向くが、タップしないバヤンドゥレン。
外掛けで捻るムスメシ。ヒザを抜かせないが、バヤンドゥレンもロックを解除しに。足を解いたムスメシは、押さえ込みから上体を起こしてきたバヤンドゥレンにアームインギロチンチョーク。
首を抜いたバヤンドゥレンに今度は右足狙いからカーフスライサー、バックからリアネイキドチョーク狙いも、バヤンドゥレンが首を防いでゴング。
バヤンドゥレンは足を引きずりながら立ち上がり、ムスメシとハグ。マイキーは信じられないとう表情で両手を広げた。判定は3-0でムスメシが王座防衛。バヤンドゥレンはモンゴル国旗と帽子をかぶり、コールを受けた。
試合後、ムスメシは「20回くらいは極められる場面もあって、音もしたけど彼は耐えた。次? レジェンドと言われる人とも戦いたい。タイは大好きな国なんだ」と、最後はタイ語で語った。