2023年2月11日(土)ドイツ・エッセンのGrugahalleにて開催される『GLORY 83』の追加対戦カードが発表された。
ミドル級で同級2位のセルカン・オズカグライヤン(トルコ)と同級5位セルゲイ・ブラウン(ドイツ)が、タイトルマッチに絡む可能性のある一戦で対戦することになった。
オズカグライヤンはK-1ヘビー級で活躍したグーカン・サキの従兄弟。41勝(35KO)7敗という戦績を持つサウスポー。『GLORY82』でジュリ・デ・スーザにTKO勝ちしている。
ブラウンは2013年6月に来日経験があり、オープンフィンガーグローブ着用で顔面打撃ありの極真館2013全日本ウェイト制空手道選手権大会にて-89kg級で準優勝を飾っている。WKU(World Kyokushin Union)の世界選手権では2度優勝の実績を持つ空手家。『COLLISION4』でマイケル・ボアペアを破り、GLORYデビューを飾ったばかりだ。
ライト級ではファンの間で人気の高いモハメド・ジャラヤ(モロッコ)の復帰戦も決定。ジャラヤは16歳でEnfusionにプロデビューし、18歳で同団体の王座に就いている。2019年12月のGLORYではマサロ・グランダーに勝利。GLORY登場はそれ以来となる。戦績は65勝(36KO)8敗。
対戦するクリス・ウォン(ドイツ)はライト級10位で、2022年8月のGLORYでイリアス・ダラジに判定勝ち。戦績は34勝(14KO)5敗1分。
さらにライト級2位のゲリック・ビレット(フランス)は、同級5位シハード・アキパ(ドイツ)と対戦。
ビレットは2018年ベストファイターWAKOワールドカップ (-71kg)で金メダルを獲得するなどアマチュアで数々の戦績を収め、2016年11月にプロデビュー。2018年10月にはGLORYデビューを果たしている。2021年にISKA欧州スーパーウェルター級王座と同世界王座も獲得。前戦は2022年11月、アルコラック・カバレロを破りWAKO-PRO K-1欧州スーパーミドル級(-78.1kg)王座を獲得している。戦績は36勝(15KO)6敗1分。
アキパは2022年11月にGLORY初参戦、イタイ・ガーションを判定で破っている。戦績は49勝(18KO)10敗。
ヘビー級では共にGLORY初参戦となるウク・ユルジェンダル(エストニア)とナビル・ハチャブ(モロッコ)が対戦。ユルジェンダルは16勝(12KO)6敗、ハチャブは24勝(4KO)3敗1分。
ウェルター級では同級7位ヨス・ファン・ベルゼン(オランダ)が元Enfusion -80kg級王者ロビン・シリック(オランダ)と対戦。ベルゼンはGLORYで3勝2敗、シリックは1敗。戦績はベルゼンが9勝(3KO)2敗、シリックが37勝(10KO)7敗。 今大会は日本ではU-NEXTにてライブ配信される予定だ。