ムエタイ
レポート

【Road to ONE Japan】4階級トーナメント、ウェルター級は引藤伸哉が接戦を制し、北野克樹がヒジでダウン奪い勝利。スーパーライト級はKJヒロシがクボをKO撃破、鈴木真治がヒジ乱れ打ちでKO。ライト級は羅向が速攻KO勝ち、レンタが勝ち抜き。フェザー級で“令和の怪物”士門がKO勝ち、馬渡亮太はヒジ&ヒザで完勝

2022/12/11 15:12

▼ROAD TO ONE Japanムエタイ ウェルター級トーナメント1回戦 3分3R
○北野克樹(誠至会/WPMFインターコンチネンタル・WBCムエタイ日本・チャクリキインターコンチネンタル・スーパーライト級王者、元NJKF同級王者)
判定3-0
×与儀竜也(BOM SPORTS GYM 沖縄/WMC日本ウェルター級王者)


 この階級の優勝候補、多数のタイトル獲得歴を持ちミャンマーラウェイでも勝利している北野と「下剋上枠」の与儀が対戦する。与儀はストリートファイト&地下格闘技出身。


 1R、スピードがある左ミドルをバンバンと蹴っていく北野が前へ出る。与儀の右腕を狙い撃ちにし、左ローも蹴る。与儀は北野の蹴り足をキャッチしての右フックを繰り出すが、北野は首相撲に持ち込む。


 2R、与儀は左右に動いて右を狙うが、北野が左ミドルと右ローをを命中させていく。与儀が組み付いてヒザを蹴ると北野は浴びせ倒す。またも組み付いて来た与儀へ北野はすかさず左ヒジ。これがクリーンヒットしてダウンを奪う。北野の組み際に右フックからの右アッパーを放つ与儀。


 3R、北野は右ヒザから左ヒジ。左右に動く与儀だが北野は左ミドルを命中させていく。与儀がパンチで攻めていっても蹴りを返し、左ヒザ2連発から右ヒジをクリーンヒット。さらに顔面前蹴り。北野は左ミドルと前蹴りで与儀を入らせずに試合終了。


 判定3-0でダウンを奪った北野が下剋上を許さず決勝進出を決めた。

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