意識が戻り、後頭部への打撃があったことを抗議するカリミアン
2022年12月3日(土)エディオンアリーナ大阪で開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第20試合スーパーファイトK-1ヘビー級3分3R延長1Rで、カルロス・ブディオ(ブラジル)に反則勝ちしたK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)。
2R、クリンチ状態からブレイクがかかった後にカリミアンが右フックを見舞ってしまい警告を受けた後、カリミアンがハイキックを空振りし、ロープに足が引っかかったところへブディオがレフェリーの制止を振り切るように右フックをカリミアンの後頭部に打ってしまい、カリミアンはトップロープから滑り落ちてあわやリング下へ。幸いエプロンに転落したカリミアンだが失神状態で動くことが出来ず、試合終了のゴング。
レフェリーのブレイクのコール後に後頭部への攻撃があったとの判断で、反則行為によってカリミアンが試合続行不可能となったためカリミアンの反則勝ちとなった。
その後、カリミアンがどうなったかは不明だったが、7日(水)にK-1が公式アカウントにて「シナ・カリミアン選手は試合後、病院へ向かい入院し検査を受けました。現在は既に退院し安静にしております」と英文にてアナウンス。CTスキャンを受けるカリミアンの写真と共に伝えた。
また、この投稿をリツイートしたカリミアンは「私のことを心配してくださっているファンの皆様、本当にありがとうございます」と同じく英文にてファンへお礼を述べていた。
Thank you to all my fans who are worried about me. https://t.co/3qeF7LovOM
— Sina Karimian (@sinakarimian90) December 8, 2022