10月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルンに挑戦したビダレス(右)(C)GLORY
GLORYは2023年1月28日(土・現地時間)にメキシコのトゥルムにて『Rivals 5』の開催を発表した。他団体との対抗戦シリーズである『Rivals』は2022年12月25日(日)東京・両国国技館『Cygames presents RISE WORLD SERIES』で『Rivals 4』も行われる。
『Rivals 5』では、メキシコ出身でGLORYフェザー級3位のアブラハム・ビダレスが出場。ビダレスは10月の『GLORY COLLISION 4』で王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)に挑戦、判定5-0で敗れGLORY世界フェザー級王座奪取はならなかった。
(写真)ペットパノムルンに右ミドルを蹴るビダレス
地元での再起戦で対戦するトマス・アギーレ(アルゼンチン)は26勝3敗の戦績のうち22勝がKOという倒し屋の23歳。南米のWGPを主戦場にしており、GLORYには今回が初参戦となる。ガードをガッチリと固めて前へ出て、左右フック&ローキックでダメージを与えていくタイプ。その一方でボディは強くなさそうだ。
また、ミドル級では9位のイバン・ガラス(チリ)がレナン・アルタミロ(ブラジル)と対戦。ガラスは37歳で58勝(15KO)10敗1分の戦績を持つベテラン選手。少年時代はアマチュアボクシングのチリ代表チームに所属、カンフーとアメリカ拳法空手も学んでいたという。2017年12月にGLORY初参戦を果たしてポール・バナシアクに判定勝ちも、2019年2月にジョー・テイラー、同年9月にマット・ベイカーにそれぞれ判定で敗れている。
アルタミロもWGPを主戦場とし、ムエタイスタイルで左右にスイッチしながらミドルキックやヒザ蹴りを蹴るタイプ。
ブラジル出身のウェルター級選手ジョナス・フェレイラはGLORYデビューを果たし、ハビエル・アパリシオ(アルゼンチン)と戦う。
全試合のカードは近日中に発表される予定。同大会は日本ではU-NEXTにて配信を予定している。