(C)Manel Kape
元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(アンゴラ・ポルトガル)のUFCフライ級第5戦が12月17日(日本時間18日)の米国ラスベガスUFC APEXでの「UFC Fight Night: Cannonier vs. Strickland」に決定した。
MMA17勝6敗でUFC2勝2敗、現在オクタゴンで2連勝中のケイプは、MMA20勝4敗でUFC3勝1敗のダビッド・ドボジャーク(チェコ)と対戦する。
UFCフライ級12位のケイプは、2019年大晦日のRIZINで朝倉海を2R TKOに下した後、UFCに参戦。アレッシャンドリ・パントージャ、マテウス・ニコラウに判定負けも、オデー・オズボーンに1R 右跳びヒザ蹴りでKO勝ち。2021年12月の前戦では、ジャルガス・ジュマグロフも1R パンチラッシュでKOに沈めている。
対する同級9位のドボジャークは、2020年3月にUFC初参戦後、ブルーノ・シウバ、ジョーダン・エスピノーサに判定勝ち、フアンカミロ・ロンデロスに1R リアネイキドチョークで一本勝ちと3連勝も、2022年3月の前戦でケイプがスプリット判定負けしたマテウス・ニコラウ(※UFC3連勝中、12月3日にマット・シュネルと対戦)に判定0-3で敗れている。
2連敗からの2連勝を経て、再びトップ10ランカーとの試合に臨むケイプはSNSで、「本番まで17日、日に日に良くなる一方だ」とコメント。ラスベガスのエクストリーム・クートゥアーでの練習風景をアップしている。
日本の平良達郎が参戦し、注目のUFCフライ級戦線で、ラスベガスを拠点とするケイプはトップ10入りを果たすか。
また、アンゴラ系ポルトガル人初のUFCファイターでもあるケイプは、2日早朝の日本の決勝トーナメント進出決定を「拍手」マークで祝福。
ボクサーだった父の影響でボクシングを始めたケイプだが、同時にサッカーでもポルトガルのクラブチームのジュニアで活躍後、MMAに転向している。
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— マネル・ケイプ Manel Kape (@ManelKape) December 1, 2022
そのポルトガルは、ワールドカップ初戦でクリスティアーノ・ロナウドがW杯史上初の5大会連続ゴールを記録するなどガーナを3-2で下すと、2戦目でウルグアイに2-0で勝利し、2連勝で勝ち点を6として決勝トーナメント進出を決めている。