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【RIZIN×Bellator】「対抗戦は全勝する」──Bellatorとコーカー代表の本気度はジャッジ編成にも影響=大晦日『RIZIN.40』

2022/11/29 18:11

コーカー代表は北米ジャッジを加えることも要望

「私は5試合全勝したい。選手たちが必要とするものは何でもサポートする。これは“リーグ対リーグ”の戦いのようなもので、今までに無かったことなんだ。5-0でBellatorが勝たせてもらうよ」

 そう語るコーカー代表は、「RIZINルール・リング使用」の今回の“アウェー”での対抗戦に置いて、第三者機関であるJMOCが関わるジャッジについても、強い要望を出していることが分かっている。

 関係者は言う。「コーカー代表は日本で働いてたこともあり、ホームの地の利も理解しています。RIZINの試合を裁くジャッジ陣が第三者機関であっても決して気を緩めず、北米ジャッジを加えることを要求しています」

 サッカーキックやグラウンドヒザも許されるRIZINルールは、ユニファイドと比べ特殊なルールだ。それを正確に裁くには慣れたジャッジが求められる。となると、北米とRIZINの双方でレフェリーを務めるジェイソン・ハーゾグのような人材が、対抗戦のジャッジ入りを果たすことも考えられる。

 そして、団体のメンツを賭けた対抗戦を、RIZINもBellatorも、今回限りのものにしないようだ。

 榊原代表は「次は僕らがアメリカに出て行って、Bellatorのケージの中で彼らのルールに則って対抗戦をやるとか、ホーム・アウェイで毎年行ったり来たりするとか、それを2年に1回にするとか、ワールドカップのように定期的にピークを作って行きたい」と、今回の大晦日決戦を機に、次はRIZIN側が乗り込むという。

 コーカー代表も「2023年はBellator主催でやる。大晦日に限らず、来年もトップ選手同士で、ハワイが互いの中間地点で開催するのに適しているかもしれない。今度はケージで行い、Bellatorのルールだ」と、対抗戦第2弾も、連続でRIZIN勢を叩き潰す意気込みを語っている。

 地上波のしがらみがないなか“本物”が揃う、さいたまスーパーアリーナでの2022年の大晦日は「祭り」ではない。日米MMAの戦争となる。

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