魔裟斗と皇治(TEAM ONE)が互いのYouTubeチャンネルでコラボ、対談の動画を公開した。
魔裟斗のチャンネルでは、2022年11月13日(日本時間14日)アラブ首長国連邦ドバイのコカ・コーラアリーナで行われた皇治vs.ジャハン・イングラム(米国)のボクシングエキシビションマッチをテーマにトーク。
(写真)魔裟斗とドバイでのエキシビションマッチ、そしてメイウェザー戦のことを語る皇治(C)魔裟斗チャンネル 皇治がメイウェザーを「マルコメ」呼びすると、魔裟斗は「マルコメって言うなよ、メイウェザーだぞ。俺はメイウェザーの凄さをよく分かってるわけ。それに対してマルコメって、俺が昔S-1ってスポーツニュースをやっている時に野村監督の凄さを分かってないのと同じだと思った」と、皇治はメイウェザーの凄さを分かっていないと指摘。魔裟斗はメイウェザーが日本へ来た時にツーショットを撮ってもらったことがあるくらいだという。
試合前日の公開計量で、メイウェザーがトラッシュトークを仕掛けてきた際には「ほんまに誘拐されるかと思いましたよ。テンション上がりました。あのメイウェザーが怒ってるわって」と話す皇治。魔裟斗は「海外で、アジア人であれだけやれるってなかなかけっこうなプレッシャーのはずなんだけれど、そこが皇治が常人じゃないというか、アホと言うか」と皇治の肝が据わっていると評価。
(C)NEONMAFIA inc. イングラム戦については「この間の相手とか自分死ぬかと思ったです。1Rでけっこう効きました。パンチえぐいです」と、本音を明かす皇治。さらには「メイウェザーが怒っている時に『お前、自信あるんやったらファイトマネーを全額賭けろ。1RでこっちはKOで終わらせる。お前が勝ったらファイトマネーを倍にしてやる』と煽られたんですよ。倒れなかったらファイトマネー倍にしたるから、自信があるなら全額賭けろって言われたんですよ。通訳してくれたんですけれど、ちょっとそれは…と思って分からないふりして(笑)。何言うてるんやと流したんですけれど、賭けとけばよかったと思って(笑)」と、メイウェザーにファイトマネーを全額賭けろと要求されていたことを明かした。
魔裟斗は「最近、頭より手が先に出るようになったね」と皇治のバッティングがなくなり、ちゃんとパンチが打てるようになったとし、加えて「前より強いヤツの顔になったと思ったんだよね」と皇治を評価。
皇治が今年7試合を行って億を稼いだと聞くと、「大したもんだよ。60kgくらいで億稼いでるんだから。これ(口)だけで(笑)。日本の格闘家で5人もいないでしょう。チャレンジ精神が凄いよ」と称える魔裟斗。
「メイウェザーと本気でやろうとしているんでしょ?」と魔裟斗が聞くと、皇治は「やりたいです。向こうも怒ってて、もうお前でいいって。お前やれる根性あるのかってずっと煽られていたので」とメイウェザーもやる気になっているようだと答える。
そして「“世界の田中”として自分にしか出来ないことをやって行けば、格闘技界への恩返しになるかなと。マルコメと実現させて魔裟斗さんにセコンドついていただくのが」今の目標だと皇治は語った。