2022年11月26日(土)東京・後楽園ホール『Krush.143』の前日計量&記者会見が、25日(金)都内にて13:00より行われた。
第6試合のKrush女子ミニマム級3分3R延長1Rで対戦する、MOE(若獅子会館)は47.5kg、ケイト・ウィラサクレック(WSRフェアテックス三ノ輪)は47.85kgで計量をパス。両者ともに逞しい上腕と引き締まった腹筋で“筋肉女子”ぶりを見せると共に、パワーを感じさせる肉体に仕上げてきた。
続いて行われた会見では、前回の対戦発表会見では両者ともスーツを着ていたが、今回MOEはミニスカートにロングブーツ、お腹の出たトップスでオシャレ女子ぶりも発揮。
そのMOEは「階級を上げて2戦目なんですけど、この階級にベルトがないので、ベルトを作ってもらえるような面白い試合をして、明日は倒しにいくので楽しみにしていてください」と、タイトルが新設されるような試合を見せるとし、ケイトは「今回の試合、女子も結構いる中で、この中でも一番面白い試合をしたいなと思っています。自分は『アグレッシブな試合をする』という声が周りから結構あるので、今回もそれに応えていきたいと思います」と意気込んだ。
計量で相手を見た印象を聞かれると、MOEは「身長でっかいなという感じ。後はやっぱり身長でかい分、細いのかなと思いました」、ケイトは「特にないですね。身体は小さいなと思いました」と答える。
前回大会のメインイベントでは、菅原美優とチャン・リーが名勝負を繰り広げ、Krush女子の存在感を存分に見せつけた。そのことに触れられるとMOEは「菅原美優選手はめっちゃ上手くなってて強くなっていたなと思うんですけど、自分は菅原選手より上の階級に上げてパワーもあるので、菅原選手はテクニックで倒していた印象なんですけど、私はパワーでしっかり倒したいと思います」と上の階級ならではのパワーを見せたいとする。一方、ケイトは「前回メインの試合は見てて面白かったんですけど、その試合よりももっと面白い試合が自分はできるんじゃないかと思っているので、もっと面白い試合をしていきたいなと思っています」と、それを上回る試合内容にしたいとした。
女子の試合が3試合も組まれた今大会。その中で自分のどこに注目して欲しいか、との質問にMOEは「私は周りの選手よりも速いと思っているし、パワーも今回はしっかりあるので、パワー、スピード、テクニック。相手は長さ(リーチ)があって遠くで戦いたいと言っていたと思うんですけど、長さなんて関係ないので、自分のテクニックとパワーをしっかり見せて勝ちます」と、三拍子揃ったところだと回答。ケイトは「女子は近い距離でぐちゃぐちゃな試合が多いなと思っているので、距離をとってテクニックで勝負していきたいなと思っています」と、女子の試合のイメージとは違う試合を見せたい話した。
そして最後に、MOEは「明日は絶対にいい勝ち方をして、この階級にベルトを作ってもらえるように頑張るし、この階級のチャンピオンはMOEやろと思ってもらえるような試合をするので、楽しみにしていてください」、ケイトは「明日会場にいるみんな、心の中で叫んでください!」と、それぞれファンへメッセージを送った。
また、女子のもう1試合、プレリミナリーファイト第1試合の女子-46kg契約2分3Rで対戦する豊嶋里美(TEAM OJ)は45.8kg、Kiho(TeamK.O.Garage)は45.8kgでそれぞれ計量をパスしている。