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【DEEP JEWELS】東よう子がダイヤモンドローズにTKO勝ち! 本野美樹が須田萌里に判定勝ち、NORIがミッコに辛勝、栗山が藤田との接戦を左で制す、松田が長野下す

2022/11/23 11:11
 2022年11月23日(水・祝)、東京・竹芝のニューピアホールで『skyticket Presents DEEP JEWELS 39』(12時開始)が開催された。 DEEP JEWELS 39 速報 2022年11月23日(水・祝)竹芝ニューピアホール開場11時30分 開始12時▼DEEP JEWELS バンタム級 5分3R〇東よう子(リバーサルジム新宿 Me,We)61.60kg[3R 2分12秒 TKO] ※パウンド×ダイヤモンドローズ・ザ・ロケット(Thongma GYM)61.10kg  DEEP JEWELS初代フェザー級王者の東よう子が、2020年12月のPANCRASEでの直DATE戦の判定勝ち以来、約2年ぶりにバンタム級にカムバックする。  東は柔道の元全日本強化選手。2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持つ。2017年12月にPANCRASEでプロデビューし、5勝2敗でバンタム級1位に。2021年6月にDEEPでKINGレイナに判定勝ちすると、2022年5月の再戦でも判定勝ちし、DEEP JEWELS初代フェザー級王者となった。本野美樹との米国ラスベガス修行も経て、今回はバンタム級に戻して戦う。  対するダイヤモンドローズことティタパ・ジュンソークプランは、ムエタイで17勝8敗。柔道で2015年の東南アジア競技大会で5位、アジア選手権にも出場し、サンボでも2016年の清州世界マーシャルアーツマスターシップで2位になるなど、組み技の経験も豊富。2019年10月のDEEP JEWELSでは、体重超過したKINGレイナの代役として出場した中井りんと対戦し、1R腕十字で一本負けしている。コロナ禍のMMA戦績が不明で、3年ぶりの日本大会でどんな姿を見せるか。 東よう子「久しぶりのバンタムということで、まずは体重を落としてホッとしています。イヤモンドローズ選手が『ベルトが欲しい』ということですが、自分が持っているのはフェザー級のベルトなので、2015年から動いていないバンタムのベルト(現UFCのキム・ジヨンが保持)をどうにかしてもらえたらいいなと。この大会でバンタム級の選手も結構出ているので、人数はいると思うのでよろしくお願いします」  1R、長い右を突くダイヤモンドローズ。東の組みに払い腰を狙うが、投げられずボディロックテイクダウンは東! 上になりクローズドガードから出るといったん体を離してから再び中に。蹴り上げのダイヤモンドローズ。上から蹴りを当てる東は足をさばきながらパウンド。  かつぎパス狙いからインバーテッドになるダイヤモンドローズに上四方、腕狙い。下から頭を挟もうとするダイヤモンドローズは蹴り上げもグラウンド状態で顔面への蹴りで注意に。スタンド再開でダイヤモンドローズの蹴りをかわして組む東がテイクダウン奪いゴング。  2R、東のシングルレッグを切って右を突くダイヤモンドローズ。なおも東はシングルレッグも差し上げ押し込むダイヤモンドローズに、首投げ払い腰テイクダウンは東! ダイヤモンドローズの右腕を両足で挟み、パウンド!  右腕を足で絞るが腕を抜いたダイヤモンドローズに、東はサイドから右腕にアメリカーナに! これも外したダイヤモンドローズを押さえ込み、ヒジを連打もゴング。  3R、東は「よう子先生、頑張れ」の子供たちの声を背に、ダイヤモンドローズの右を潜ってダブルレッグテイクダウンは本野。右足を抜いてハーフになるとパウンドを突いてサイドに。2R同様にダイヤモンドローズの左腕を両足で固めてパウンド連打! レフェリーが間に入った。  試合後、東はリング上で「今日は雨のなか、DEEPで一本勝ちできずに後悔しかなく、アメリカに行って極める技を習ってきましたが、今日はよくなかったと反省しています。自分がメインでいいかと思ったけど、DEEPさんに感謝しています。アメリカで試合をするために、いい勝ち方をしたいと思っていました。拙い英語ですが、いいでしょうか。“私は36歳ですが、年齢はたたの数字です。3月に試合をしたいです。ありがとう、愛しています”」と北米MMA参戦をアピールした。バックステージではPFL参戦の希望を語っている。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分3R〇本野美樹(AACC)48.90kg[判定3-0] ※29-28×2, 28-28マスト本野×須田萌里(SCORPION GYM)48.95kg  RIZIN女子スーパーアトム級相当の49kg契約試合。本野は、東海大学柔道部出身で2010年の講道館杯では西田優香(2010年世界柔道選手権-52kg級優勝)に勝利するなど活躍。2019年3月の『HEAT』でプロMMAデビューを果たすと、同年6月の『DEEP JEWELS』で長野美香にデビュー2戦目にして判定勝ち。  3戦目で『ternal MMA 48』で現在UFC4連勝中のケイシー・オニール(豪州)に判定負けも、日本で3連勝。2020年12月の伊澤星花戦で日本人に初黒星を喫し、2021年6月のDEEP JEWELSストロー級暫定王座初防衛戦で伊澤星花に敗れ、王座陥落。  2021年12月大会でHIMEに判定勝ちすると、2022年3月大会でにっせーに1R 腕十字で一本勝ち。ここ2試合に続き今回もRIZINスーパーアトム級と同じ49kgで戦う。  同門の大島沙緒里がRIZINで浅倉カンナ、山本美憂を連続で撃破し、「RIZINに出るために彼女(本野)は49kgに落として圧倒的な強さを見せて勝っています。友情ごっこではなく同じ階級になってしまうので、いつか戦ってもいいと思っています。強いのにRIZINに出ていない。本野と一緒にRIZINに出て活躍することが今の私の目標です」と、その強さをプッシュするなか、本野も「ABEMA格闘チャンネル海外武者修行プロジェクト」でラスベガスのシンジケートMMAで約1カ月間の出稽古を敢行している。8カ月ぶりの試合で進化を見せられるか。  対する須田は18歳の高校3年生。ブラジリアン柔術、グラップリングをベースに、2020年10月にプロデビュー。村上彩、佐々木萌に判定負けも、坂本美香に判定勝ちすると、2021年7月のDEEP大阪で樋田智子を腕十字に極めて一本勝ち。10月大会ではキャリアに優る音波に判定勝ち、12月大会では竹林愛留も1R、腕十字で勝利。2022年3月には青野ひかるからも腕十字で一本勝ちで5連勝。5月にDEEP JEWELSアトム級王者・大島沙緒里に挑戦もキムラロックに敗れた。  7月のRIZIN沖縄大会でにっせーに腕十字で一本勝ちで再起。9月のDEEP JEWELSでは村上彩に判定勝ちでリベンジを果たすと、「これからは、大島選手のアトム級のベルトにリベンジしたいです。私は負けて強くなると思っているので、またチャンスをください」とマイクアピールしていた。 本野美樹「減量もコンディションもばっちり調整できたので、あとは明日の試合でしっかり仕留めて勝てるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 須田萌里「明日は得意の腕十字で勝てるように頑張ります。応援よろしくお願いします」  1R、49kgの3R戦。サウスポー構えの本野にオーソドックス構えの須田。前手の右フック、左ストレートを突く本野が圧力をかける。左右ローから押し戻す須田は右ハイを空振りもそのまま右バックフィスト! ブロッキングする本野はダブルレッグテイクダウン。  左を小手に巻き引き込みの須田は、右腕を引き込み、四角に組んでから三角絞め! ヒザ裏で足を組むと下から鉄槌を入れて腕十字へ! その瞬間を待っていた本野はまたいで抜けて体を離す。上から蹴りでブレーク。ともに前手のジャブからダブルで前に出る須田。ゴング。  2R、左ミドルを当てた本野にボディロックテイクダウンは須田。しかし際で上を取る本野は強い左のパウンド連打! 下の須田は腕十字へ。すぐに反応する本野が上体を放すとブレーク。スタンド再開。左前蹴りを見せる須田。本野は右フック。  須田が右で前に出るとそこに本野はダブルレッグテイクダウン! 右手を掴む須田にパウンドを落とす本野。下の須田は腕十字、三角狙いも、上の本野は中腰に。ラスト10秒で須田は腕十字に行くが、本野がまたぎながらクラッチして防ぐ。  3R、右から左を当てた本野! 下がる須田が嫌がり組むと小手に巻いて払い腰テイクダウン! パウンドを落とすが、下の須田は腕十字でヒジを巻き込み、足を顔にかける。クラッチして凌ぐ本野。下から鉄槌は須田。腕を抜いた本野は中腰からパウンド。足を効かせる須田は下からクローズドに入れるが、インサイドガードから鉄槌は本野! 再び中に入って行くとパウンド! 須田の腕十字を潰して鉄槌を入れてゴング。  判定は3-0(29-28×2, 28-28マスト本野)で本野が勝利。49kgで3連勝をマーク。バックステージではあらためてUFCストロー級(52.2kg)への参戦の希望を語った。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS フライ級 5分2R×ミッコ・ニルバーナ(AACC)56.70kg[判定1-2] ※19-19マストNORI、19-19マストミッコ、18-20NORI〇NORI(PRAVAJRA)56.25kg ミッコ「AACCのミッコ・ニルバーナです。3月の試合から8カ月ぶりの試合になりますが、成長した姿をお見せできると思うので楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」   フライ級では、現在PANCRASEで活躍中のNORI(※法DATEから改名/PRAVAJRA)が、2016年11月以来、約6年ぶりにDEEP JEWELS参戦し、ミッコ・ニルバーナ(AACC)と対戦する。  MMA4勝5敗1分のNORIは、PANCRASEで1勝2敗1分。鈴木万李弥にスプリット判定負け後、ライカに判定勝ちも、端貴代との女子フライ級 暫定王者決定戦で判定負けで戴冠ならず。2022年7月のPANCRASEで栗山葵の左にダウンを喫するも、ケージ首相撲で挽回しドローに持ち込んでいる。選手層が薄い女子MMAのなかで、DEEPとPANCRASEの交流によるマッチアップだ。  MMA3勝2敗のミッコは、2020年10月に58kgでプロデビューし、柔道出身のゆりなを2R、パウンドによるTKOに仕留めると、12月大会ではARAMIにも判定勝ち。3月大会では奈部ゆかりに判定負けも、2021年9月にはケイト・ロータスに組んで判定勝ち。2022年3月の前戦、DEEP JEWELSフライ級GP一回戦で杉山しずかに判定3-2で惜敗している。  異なる打撃を持つ両者。サイドキックや首相撲ヒザのNORIに対し、伸びるワンツーを武器とするミッコ。AACCでのトータルファイトに加え、今成柔術仕込みの足関節もどこまでポジショニングに活かせるか。NORIにとっては真価が問われるJEWELSカムバックだ。 NORI「PANCRASEから来ました、PRAVAJRAのNORIです。DEEPには久しぶりの出場になりますが、しっかり成長した姿を見せたいと思います。応援よろしくお願いします」  1R、サウスポーで半身構えのNORIの間合いを潰そうとするミッコ。ボディロックから引き出そうとするが頭を押してテイクダウンを防ぐNORI。金網背に左で小手に巻き、頭を剥がすとブレーク。  右の高いサイドキックを当て右から左を突くNORI! 詰めるミッコはバランスを崩したNORIの立ち上がり際にがぶりからダブルレッグテイクダウン!  下のNORIは外掛けから草刈で足関節狙いも抜いたミッコがハーフからパウンド。NORIは下から腕で外受け。  2R、詰めるミッコに右のサイドキックを当てるNORI。組んで押し込むミッコにギロチンチョークを仕掛けるが、ハーフに出るミッコはボディにパウンド。頭を抱え込んだまま下のNORIは踵で足に蹴り。  極めさせないミッコは、セコンドの大塚隆史の指示通り、前腕をNORIに押し付け細かいパウンド。NORIは上体を金網に立てるが、寝かせたミッコが首とは対角に抜けて首を抱えられたまま細かくパンチでゴング。  判定は2-1に割れ、19-19マストNORI、19-19マストミッコ、20-18NORIでNORIが辛勝した。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS フライ級 5分2R〇栗山 葵(SMOKER GYM)56.65kg[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×藤田翔子(リバーサルジム新宿 Me,We)57.15kg  フライ級戦。MMA3勝4敗1分の栗山は、DEEP JEWELSで杉山しずか、加賀谷花野、ケイト・ロータス相手に3連敗。続く2022年7月のPANCRASEでは、NORIから連続ダウンを奪うも、後半の組みに巻き返されてドロー。9月10日の前戦でAACCのTe-aに左の打撃とがぶりヒザ、トップからの攻撃で上回り、判定勝ち。  対する藤田はプロMMA2勝2敗。極真全日本女子軽量級2位の実績からアマチュアでキックルール1試合を含む6戦を経験。藤田大和とともに姉弟MMAファイターとして活躍し、2021年12月には、柔道出身のグラップラーゆりなを相手に判定勝ち。  2022年3月のDEEP JEWELSフライ級GP一回戦では、中井りんにローを当てるなど打撃で立ち会ったが、中井にテイクダウンされ、2RにパウンドでTKO負け。しかし、序盤のテイクダウンを切り、ケージレスリングで挑むなど、組みも進化したストライカーとして頭角を現しつつある。  サウスポー構えの栗山は左の強打、オーソドックス構えの藤田は蹴りも武器とするなか、ケージレスリングで攻勢に立つのはどちらか。 藤田翔子「ストライカー対決ということでとても楽しみにしています。私たちが一番盛り上げる試合をしましょう」 栗山 葵「私も同じことを考えていたので、お願いします」  1R、オーソの藤田に対し、サウスポー構えの栗山。藤田はローから右前蹴りで牽制。その右ローに左ボディストレートで尻餅を着かせる栗山。すぐに立ち上がる藤田の入りに左を狙う。右の蹴りから右上段の蹴りは藤田。さらに右ミドル。  栗山も左ローを返すと、得意の左の連打で前に! 金網背にして突き放す藤田は右下段蹴り! 右ストレートを当てて前に! 蹴り返しでも最後は藤田のターンだが、栗山の左を被弾し、左目横から出血。  2R、左を振る栗山に右ミドルを腹に突く藤田。栗山も左ストレートを突くと左インローも、その後の藤田の入りに頭が当たる。右ジャブを突く栗山に、ローは藤田。  藤田から圧力をかけて前蹴りで牽制。栗山も左インローを返す。左インローから互いの左と右が交錯! 藤田はミドルから前進し、蹴りを混ざて前に。さらに右ミドルハイ。ブロッキングの栗山は右回りからワンツーの左をヒット!  判定は3-0(20-18×2, 20-17)で左を当てた栗山がストライカー対決を制した。  [nextpage] ▼DEEP JEWELS ストロー級 5分2R×長野美香(フリー)52.15kg[判定0-3] ※18-20×2, 17-20〇松田亜莉紗(BLOWS)51.95kg  ストロー級戦。長野は小学生でレスリングを始め、名門・中京女子大学レスリング部時代には2002年ジャパンクイーンズカップ55kg級4位、2004年51kg級4位などの実績を残す。タレント活動を経て2007年12月にプロMMAデビュー。JEWELSには旗揚げ戦から出場し、石岡沙織と共に現在のDEEP JEWELSの礎を築く。2013年12月に一度引退するが、2016年に復帰。  2018年大晦日にはRIZINで山本美憂と対戦するも判定負け。2019年6月、本野美樹に敗れてMMAから遠ざかっていたが、2022年5月に再度復帰。ケイト・ロータスに2R、ギロチンチョークで一本勝ち。9月の前戦でも、柔術出身の井上智子を1R 腕十字に仕留めており、2連勝中だ。  対する松田は、小学4年生でリトルリーグに入団、中学はリトルシニア、高校で硬式野球を始め、2013年に女子プロ野球の京都フローラに入団。2013~2014年に女子プロ野球リーグのベストナインに選出され、2014年には外野手としてジャパンカップ個人賞を受賞。そして2015年に京都フローラがリーグの年間女王に輝き、松田は大会MVPに輝いた。2017年に格闘技転向のため引退。ハワイのHMCでMMAの練習をしてプロを目指していたものの、2019年に結婚・出産を経験し1年間産休。9月大会で念願の初試合を迎え、高校生のSarahに2R、腕十字で勝利を収めた。アマ2戦目も万智に判定勝利すると2022年8月のDEEP大阪大会では、毛利道場の和田千聖を1R、マウントからのパウンドで仕留めている。 長野美香「試合、宜しくお願いします。諦めずにチャンスを逃さず頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」 松田亜莉紗「大阪BLOWS所属の松田亜莉紗です。今回、女子格闘技界を担ってきた長野選手と試合が出来るということがすごく光栄ですし、楽しみでいっぱいです。長野選手は技術もキャリアもすごいですが、私の持っているものをすべて出し切って、中蔵代表とともに勝ちを獲りに行きたいと思いますので、応援よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えから右で差して組む長野に、倒れずったんはスタンドバックになりながら正対すえう松田。小外からいったん尻を着かせる長野に、松田は左で小手に巻き立ち上がると、逆に引き込み気味の長野の足をさばき、スタンドバックに。長野のキムラクラッチに股下で手を組みテイクダウン。しかし下の長野はなおもキムラも、松田は腕を後ろに回されずにゴング。  2R、長野のシングルレッグに尻を着きながら金網使い立ち、突き放す松田。遠間からの長野のシングルレッグを頭を押さえて切る松田。下から腕を狙う長野にサイドにパスする松田は足関節狙いの長野を潰して鉄槌! 足を伸ばして顔を遠ざける長野にブレーク。  走り込んでシングルレッグから登ろうとする長野に金網使い立つ松田がボディロックテイクダウン! サイド奪い、長野の潜りを潰してニーオンからパウンド!  亀まで戻す長野をサイドバックから拳を当ててゴング。判定3-0で松田が連勝。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS ストロー級 5分2R×ARAMI(MIBURO)52.65kg[判定0-3] ※18-20×3〇万智(スポーツジム 67's)52.25kg 6勝6敗、階級を越えて戦うARAMIは、2020年8月に栗山葵に判定勝ちも、伊澤星花、ミッコ・ニルバーナ、奈部ゆかりにいずれも判定負け。2022年7月の前戦でケイト・ロータスに判定勝ちで連敗を「3」で止めた。キャリアの差を見せるか。  柔道ベースの万智は、須恵樹季にスプリット判定勝ち、角田光優をリアネイキドチョークで極めるも、9月の前戦で同じく柔道出身の齊藤百湖(EXFIGHT)の打撃に判定負け。組みで腰の強いARAMIを相手をいかに強みを出せるか。 万智「今回デビュー戦ということで、ARAMI選手の胸をかりる気持ちで勝ちにいきいます」 ARAMI「(かすれた声で)こちらこそよろしくお願いします。すみません、今日はアクシデントがあって。万智選手、(アマチュアで)8試合をやっていて強い選手だと知ってるので、明日までにしっかり(体調を)戻してちゃんと試合が出来るようにします」  1R、ともにサウスポー構え。ARAMIは左で差して組んで足を手繰るもスクランブルする万智はARAMIの巻き込み前転にも上を取る。立ち上がるARAMIにスタンドバックにつく万智。  ARAMIの引き込みに右で差して背中を着かせると立ち上がるARAMIにボディロックから大腰気味にテイクダウン! ARAMIが亀になるとサイドバックからパウンドとコントロール。  2R、ARAMIのワンツーを潜ってダブルレッグテイクダウンは万智。金網使い立つARAMIをボディロックテイクダウン。しかしキムラクラッチで組むARAMIは下からスイープ。  キムラで絞るが、上を取って外した万智がダブルレッグからまたもボディロックテイクダウン! バックから後ろ三角、鉄槌を突くいまのMMAの極めのスタイルで勝利を掴んだ。  判定3-0(20-18×3)で万智が勝利。ARAMIを撃破した万智は「(プロ)デビュー戦でとても強いARAMI選手と試合出来て嬉しかったです。もっと強くなって上の人と対戦したいです」と語った。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS バンタム級 5分2R〇熊谷麻理奈(Trister Gym)61.35kg[判定3-0] ※20-18×2, 19-19マスト熊谷×細谷ちーこ(ABLAZE 八王子)61.45kg  赤沢幸典率いるTrister Gym所属で苦手の組みも強化する熊谷。2021年12月にぽちゃんZに判定勝ちすると、2022年5月のDEEPでゆりなにも判定勝ち。さらに7月には「Hoost Cup Kings」名古屋大会で立ち技回帰し、溝口孝湖に判定勝ちでベルトを巻いている。  細谷は、2022年5月のDEEP Tokyoでプロデビュー。ひしぬまjuicyさやかに判定勝ちしている。 熊谷「MMAをしっかり見せられるように練習してきました。明日は楽しめる試合をしたいと思いますので応援よろしくお願いします」 細谷「前回は打撃しか見せられなかったので、今回はちゃんとMMAを見せられるように頑張ります」  1R、ともにオーソドックス構え。右をジャブのように差す熊谷。左で差して組んで金網に押し込む。さらに体を離してワンツー。細谷はダブルレッグも差し上げる熊谷が押し込み。いったん離れ、左ジャブも細谷はシングルレッグ。しかしここも熊谷が差し上げ体入れ替え。離れては左右をコンパクトに連打。体を沈めてダブルレッグテイクダウンは細谷。金網で上体を立てる熊谷。ゴング。  2R、互いにジャブの刺し合い。細谷のジャブに右をかぶせに行く熊谷。圧力をかけると細谷がダブルレッグへ。がぶろうとする熊谷の足を束ねテイクダウンは細谷。金網使い立つ熊谷。四つから離れる。ジャブからシングルレッグ、脇に頭を出してテイクダウン奪う細谷!  サイド奪い、頭つきのキムラ狙い。亀から立つ熊谷は右ストレートを突く。熊谷の打撃をかわしてシングルレッグもがぶる熊谷。腕を巻き込み下になる細谷に、熊谷が鉄槌を入れてゴング。  判定は1者19-19マスト熊谷も、2者が20-18で熊谷を支持。3-0で熊谷が熱戦を勝利した。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS バンタム級 5分2R〇ゆりな(OOTA DOJO)61.00kg[1R 1分05秒 キムラロック]×ひしぬま JUCY さやか(術慧舟會 GODS)61.70kg  ゆりなはキックも含むアマチュア3連勝も、プロデビュー戦でミッコ・ニルバーナに2R TKO負け。藤田翔子に判定負け。熊谷麻理奈とは1勝1敗も5月の2戦目で敗れている。  ひしぬまはぽちゃんZに2R TKO勝ちでアマ時代から2連勝も、5月に細谷ちーこに判定負け。 ゆりな「自慢のパワーを見せられるように頑張っていきます。よろしくお願いします」 JUCY「計量1発でクリア出来ずすみません。すぐ落としてきます(※再計量パス)。明日はしっかり自分の力を出せるように頑張ります。応援よろしくお願いします」  1R、サウスポー構えのゆりなの詰めに、JUCYは組んでスタンドバック狙い。そこにスタンドでストレートアームバーからキムラロックにとらえるゆりな。  そのまま引き込みJUCYを前転させて仰向けにさせると、キムラロックで絞り、レフェリーがストップした。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS 54kg以下 5分2R×MANA(フリー)53.90kg[1R 3分40秒 リアネイキドチョーク]〇谷山 瞳(BRAVE)53.70kg MANA「岡山から来ましたMANAです。お互いにプロデビュー戦で、最初で最後のデビュー戦になると思いますが、私が勝ちますので応援よろしくお願いします」 谷山 瞳「今回、初めての試合なのですが、楽しみにしています。緊張もしていますが。自分の力を発揮できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」  1R、ともにオーソドックス構えから組んで首投げはMANA。しかし立ち上がる谷山は、MANAの2度目の首投げをすかしてバックテイク。亀のMANAに両足を差し入れてリアネイキドチョーク狙い。パウンド。左腕を喉下に食い込ませた谷山がリアネイキドチョークで3分40秒、一本勝ちした。  ともにプロデビュー戦。MANAは柔道弍段、BJJ青帯でアマチュア2勝1敗。谷山は「GRACHAN challenge Brave fight 28」でドロー、BreakingDownのオーディションにも参加している。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS フライ級 3分2R アマチュア SPルール〇奥富夕夏(リバーサルジム新宿 ME,WE)56.95kg[判定3-0] ※20-18×2, 20-17×鈴木“BOSS”遥(SAI-GYM)55.50kg 奥富夕夏「“BOSSちゃん”ってすごく可愛いと思うんですけど、私は相撲をやっているので“どすこい”と呼んでください。アマチュアですが、その後にプロで(藤田)翔子さんと東(よう子)さんが控えているので、アマチュアからしっかり面白い試合をして、“ME,WEすごいな”と思ってもらえるような試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」 鈴木“BOSS”遥「今回、オープニングファイトにお声がけいただき、ありがとうございます。ちょっと体重を落としすぎてしまったんですけど、明日は“BOSSちゃん面白いな”と思ってもらえるように頑張ります。よろしくお願いします」  1R、ともにオーソドックス構え。詰める奥富は右の蹴り。鈴木はその蹴り足を掴んで右を狙う。右ロー、右ジャブを返す鈴木。さらに左ジャブから右ローもその蹴り足を掴んだ奥富がダブルレッグテイクダウン。サイドを奪いアメリカーナ狙い。防ぐ鈴木は右脇を差す。  2R、鈴木の蹴りにシングルレッグテイクダウンは奥富。鈴木の左手を後ろ手に掴んでパウンドからマウント、腕十字へ。鈴木はまたいで防ぎゴング。  判定は3-0(20-18×2, 20-17)で奥富が勝利した。 [nextpage] ▼DEEP JEWELS ストロー級 3分2R アマチュア SP ルール×堀井かりん(パラエストラ八王子)[判定0-3] ※18-20×3〇角田光優(禅道会中信支部)  シングルレッグからボディロックテイクダウンを狙う堀井。倒されない角田は右ストレート、右ハイを狙う。2Rも組んで行く堀井。しかし角田が体を入れ替え、逆にテイクダウンしたところでゴング。判定3-0で角田が勝利した。
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