幼年から50歳以上、幅広い世代による熱戦が繰り広げられた
2022年11月20日(日)東京体育館にて国際空手道連盟極真会館主催『2022 国際親善空手道選手権大会』が開催された。
新型コロナウイルスの影響で、2020年と2021年の開催が中止となり、実に3年ぶりの開催となった。また、2019年から極真空手の聖地・東京体育館(1969年に第1回全日本空手道選手権大会が開催されて以来、全日本大会・全世界大会はほぼこの会場で開催されている)が改修工事に入り、武蔵野森総合スポーツプラザでの開催となっていたため、東京体育館での開催も3年ぶり。開会式で松井館長は「大会開催を元に戻していく」と話しており、今後は「脱・コロナ」が加速していくものとみられる。
従来の大会では2日間にわけて開催していくのだが、コロナ禍ということもあり、1日に集約。約800名の選手が3年ぶりの国際親善試合に臨んだ。幼年から50歳以上、幅広い世代による熱戦が各コートで繰り広げられ、3年ぶりに国際親善試合の覇者が出揃った。
国際親善試合と東京体育館での開催が、それぞれ3年ぶりの開催ということもあり、出場選手からしたら、通常通りに戻りつつあることを実感したことだろう。
次回の国際親善試合は2023年4月29日(土)と30日(日)の2日間に渡って開催される予定。コロナ禍4年目にして、通常通りの開催を目指す方向だ。
なお、20日(日)は同会場にて『第54回オープントーナメント全日本空手道選手権大会』が開催される(午前10:30開会式)。