2022年11月19日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.7』の前日計量&記者会見が、18日(金)都内にて正午より行われた。
計量終了後の記者会見の冒頭で、宮田充KNOCK OUTプロデューサーは第1試合のKNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級3分3Rでアックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)との対戦が決まっていた山崎尚英(スタートゲートジム)が「行方不明」の状況にあることを発表した。
「本日午前中にスタートゲートジムの関係者である代表から連絡がありまして、山崎選手が宮城県の仙台市に在住なんですけれども、今日早朝にメンバーがジムに集合して車で東京へ向かう予定だったんですけれども、朝6時台の集合の時に山崎選手が現れず、その後、いろいろな手を尽くして連絡を取ろうと試みているんですけれども、現時点(12:00過ぎ)で山崎選手と連絡がとれない状況になっているとの知らせがありました」と、朝6時の集合時間から計量終了後の正午過ぎまで山崎と連絡がとれない状況にあるという。
(写真)対戦相手のアックス斧田は計量をパス。現在代替え選手を調整中だという そこでこの試合に関して「斧田選手は規定の60kgの体重をクリアしていますので、現在山崎選手の到着待ちなんですけれども、プロ公式戦の規定として計量開始から2時間以内に本人が基本的には体重をクリア出来ない場合は不戦敗となるルールを設定しています。2時間切ってしまった中で山崎選手が例えば現れても、都内在住だったり関東の選手ではないので物理的に仙台にまだいるようだったら当然14:00には間に合わないので、残念ながらこの試合は一旦不成立になるかなというところで調整してます。
斧田選手も体重をクリアしてKIBAマーシャルアーツクラブの代表さんとも先ほど話して、試合をさせたいということなので、明日の大会にスタンバイ出来る選手を現在調整に入っているところでございます。ですので14:00まで山崎選手を待ちつつ、本日18:00だったり明日の10:00だったりに改めて公式計量を代替え選手のために設定して第1試合を成立させようとの方向で今整えております」と、急遽代替え選手を用意して試合を成立させる方向であるとした。
また、宮田Pは「大事に至らないというか、最悪なことにならないように祈るばかりです。まずは山崎選手と早く連絡がとれたらいいなというところを待っているところです」と、行方不明の山崎の安否を気遣った。