2022年12月11日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT 2022 vol.8』に出場が発表されていた、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)の対戦相手が決定した。
10月27日に行われた記者会見で、今回の小笠原の対戦相手はウィラサクレック・フェアテックスジムのウィラサクレック・ウォンパサー会長が直々に選び、タイから招聘すると発表されていた。
(写真)記者会見で、小笠原(左)が苦手なタイプの選手を連れてくると予告していたウィラサクレック会長(右) その選手はチャーパヤック・サクサトゥーン(タイ) 。タイ南部サトゥーン県生まれの24歳。BBTVをはじめとするテレビマッチで人気を集めるファイターで、昨年は4戦4勝(1KO)、今年は7戦5勝(2KO)2敗という極めて高い勝率を誇り、現在はラジャダムナンスタジアム認定フェザー級9位とBBTVスタジアム認定フェザー級7位に名を連ねている現役ランカー。過去に日本へ多くのムエタイファイターを送り込んできたウィラサクレック会長が、チャーパヤックの好戦的なファイトスタイルを見込んでの推薦による初来日となった。戦績は80勝(16KO)29敗3分。
迎え撃つ小笠原はジュニアキックで活躍後、2011年7月にプロデビュー。2013年5月にプロ9戦目でREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得、2015年7月にはREBELS52.5kg級王座も手にした。2017年9月、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座を獲得。2021年3月にはトーナメントを制してKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者となり、2022年9月にTAKERUにTKO勝ちして第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座に就き2階級制覇を達成。サウスポーから放たれる左ストレート、左ミドルキックが得意。戦績は40勝(20KO)6敗1分。
小笠原は2019年11月のKNOCK OUT後楽園大会で、サオエーク・シットシェフブンタム(タイ/当時ラジャダムナン&ルンピニー現役ランカー)と対戦するも、ヒジとハイキックで無念の2RKO負け。しかし、その後は10戦10勝5KO、この3年間は無敗をマークしてる。来年3月5日、念願の代々木大会を前に、3年ぶりの打倒ムエタイで勝利を飾るのか、悪夢ふたたびとなるのか。2022年ファイナル大会で、小笠原瑛作の大勝負となった。試合はヒジヒザ有効のREDルール・3分5Rで行われる。