7月1日(月)東京・飯田橋にあるホテルメトロポリタンエドモントで「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~」の一夜明け会見が行われた。
自身初の2連敗・崖っぷちの西京春馬はフェザー級で猛威を振るうホルヘ・バレラと対戦。数々の日本人選手を沈めてきた強打を誇るバレラに対し、終始試合を支配すると3Rにヒザ蹴りで鮮やかなKO勝利を収め、完全復活を印象付けた。
一夜明け会見では「3連敗したら正直選手として終わりだと思っていた。でもそういうプレッシャーがあったからこそ、相手を迎え撃って僕も下がらずに戦えた」と人生初の連敗を喫した状況が発奮材料になったと明かし、今年1月にKRUSHのベルトを奪われた江川優生へのリベンジ、そして村越優汰の持つタイトル挑戦を目標に掲げた。
西京春馬「村越選手のベルトの機会はいつでもいいけど、江川選手とはすぐやりたい」
──試合を終えた率直な感想を。
「腹と足を効かせて最後に顔で決める作戦通り、見事にはまって良かったです。ホッとしてます」
──持ち味のスピードを活かしながらもプレッシャーをかけていたが変化は実感できた?
「そうですね。バレラ選手は映像見る限り蹴りはあまりなくて、パンチのモーションも大きい選手なんで、1R前半から上手くカウンターを合わせられて、相手を冷静に見て戦えたかなって感じでした」
──力強くなっていたようにも感じたが?
「意識はしてなかったですけど、でもやっぱタイに2週間練習行ってから身体が大きくなって、自分自身もパワーがついて身体がでかくなったって感じがあります」
──試合後にはリベンジ、K-1横浜大会で村越選手のベルトに挑戦したいと発言していたが?
「負けた相手には必ずリベンジしたいんで。村越選手のベルトの機会はいつでもいいんですけど、江川選手とはすぐやりたいなって感じですね」
──連敗を喫した時はどんな心境だった?
「人生で初めての連敗だったんで気持ちも落ちちゃって。3連敗したら正直選手として終わりだなと思っていました。それで必死に練習して必死に試合に取り組みました」
──それが逆に今回の試合でプレッシャーになったところは?
「ありましたね。でも逆にそういうプレッシャーがあったからこそ、ああやって相手を迎え撃って、僕も下がらずに出来たんで良かったと思います」
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