ホーストが手塩にかけて育てたヴェルビーク(左)とダニロ・ザノリニの刺客ディオニツィオが対戦(C)HOOST CUP
2022年12月18日(日)名古屋国際会議場イベントホール『グループエスカラデーPRESENTS HOOST CUP KINGS NAGOYA12』の主要対戦カードが発表された。
LEGEND DNA FGHT (ERNESTO HOOST DNA)85kg契約3分3R延長1Rで、サンティーノ・ヴェルビーク(オランダSOKUDO GYM/元WFL80kg王者)vs.ヴィニシウス・ディオニツィオ(ブラジル/マレーガ・タイ/FIGHT DRAGON80kg王者)が決定。
ヴェルビークはK-1 LEGENDのアーネスト・ホーストの愛弟子で4年ぶりのHOOST CUP登場となる。ホーストが長年育成し、メルヴィン・マヌーフ主催のWFL王者にもなった。その後 ONEと契約するもコロナ禍で試合の機会がなく 円満に契約フリーとなり、日本のリングに復帰する。4年前の2018年12月名古屋大会(KINGS NAGOYA5)では、同じくダニロ・ザノリニの愛弟子、ジュリオ・モリを1R早々にKOするセンセーションデビューを飾った。
対するは4冠王ダニロ・ザノリニがブラジルから送り込むディオニツィオ。モリの仇を打つべくダニロが送り込む刺客で、ディオニツィオもブラジルの威信にかけて燃えているというだけに激闘が予想される。
53kg契約3分3Rでは、タナデー・ウオーワンチャイ(MuayThaiSuperFight推薦/キング・ムエ/元プロムエタイ協会フライ級1位、元ルンピニーフライ級1位)が、松田龍聖(京滋キックボクシング振興会/大原道場)と対戦する。
MuayThaiSuperFight推薦、元ムエタイトップランカーのタナデーがHOOST CUPリングにワンキャッチ・ワンアタックルールで初登場。今年、選手兼トレーナーとして来日し、4月開催のMuayThaiSuperFightでは国本真義に勝利し、その後も9月のスックワンキントーンでMASA BRAVERYに勝利するなど安定の強さを誇っている。
対する松田はアマチュア時代から活躍、ISKAアマチュア世界選手権選抜優勝などの実績を抱えて昨年プロデビューし、先日の京都大会では元MA王者の國本真義、大崎一貴らと激闘を繰り広げてきたベテラン強豪KING剛に勝利している現在6連勝中の超新星だ。
HOOST CUP日本ヘビー級王座決定戦3分5R延長1Rでは、ジャイロ楠(TEAM JAILO/元アクセルヘビー級王者・元J―NETWORKヘビー級王者)とマウンテンRYUGO(TenCloverGym/シュートボクシング協会ヘビー級2位)が王座を争う。
ジャイロ楠は、国際式ボクシングヘビー級で活躍し、キックに転向。元アクセルヘビー級王者・元J―NETWORKヘビー級王者として活躍し、ピーター・アーツ、ジェロム・レバンナ、マイティー・モーらLEGENDとも拳を交えたことがある。長年待ち続けていたタイトルマッチに悲願の挑戦となった。
対するマウンテンRYUGOは、静岡KICKの推薦にて選抜。HOOST CUPのリングでKO連勝で活躍のMAMUTIに勝利し、シュートボクシング協会の大会では元シュートボクシング協会スーパーウェルター級王者・坂本優紀にも勝利。先日11月6日のS-BATTLEでは S-BATTLEヘビー級王者となっている。二冠王を目指して、ベテランのジャイロ楠と戦うことになった。