マーク・ハントがセコンドに就くジュニア・タファを迎え撃つスダリオ
2022年11月11日(金)17時より『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』(12月31日・さいたまスーパーアリーナ)の会見が行われた。
ヘビー級(120.0kg)5分3Rで、スダリオ剛(HI ROLLERS ENTERTAINMENT / PUREBRED)がジュニア・タファ(豪州)と対戦する。
タファについて榊原信行RIZIN CEOは「スダリオの相手あマーク・ハント一門の選手です。ハントも久しぶりに来日して当日はセコンドに就きます。彼の兄(ジャスティン・タファ)がUFCのファイターであることはご存じの方もいらっしゃると思いますが、非常に打撃の強い選手。スダリオ選手は先般の試合も素晴らしかったですけれど、世界のヘビー級のストライカーの選手とどこまで渡り合えるか。スダリオが本当に日本のヘビー級を代表して世界に羽ばたいていくためには超えていかないといけない壁かなと、そう思っています」と説明。
スダリオは「一昨年の大晦日以来ですかね。去年怪我して出られなかったので、今年はやっと出られるので楽しみです。対戦相手がマーク・ハントの弟子と聞いています。ストライカーでいいパンチはもっていますけれど、正直怖いところはあまりないので前回の試合以上に一方的にボコボコにします」と、恐れるものは何もないと自信のコメント。
質疑応答で「この試合に勝ってヘビー級王座の新設をアピールするつもりは?」と聞かれたスダリオは「ここで言うつもりはなくて、勝ってリングの上でアピールしようと思っていました」と苦笑い。
それを受けて榊原CEOは「全然あると思います。いずれにしてもどの階級もそうですが、熱がつく、軸になる選手がいてそういうベルトの待望論がマスコミの皆さんからもファンの皆さんからも出てくることだと思いますので、期せずしてそういうご質問をいただけたのは段々とそういう気運が高まってきているのかなというところだと思います。スダリオ選手が大晦日で勝って、どんな勝ち方をしてどんな熱を作り出せるかは僕らも注視したいです」と、スダリオの活躍いかんによってはRIZINヘビー級王座を新設したいと語った。
また、これで9試合の発表となったRIZIN大晦日。残るカードについて榊原CEOは「最終編成を進めていて、LANDMARK 4の結果を踏まえて編成を進めているんですが、最終的には15ないし16試合になるかなと思います。それ以上増えたらすいません(笑)。いずれにしても対抗戦が決りましたし、ワンマッチとして熱のあるカードをしっかりラインナップしていけたら。それはRIZINの振り幅の広さを表現できる、ハードコアな人たちを唸らせながらもライトユーザーの人たちにも興味を持ってもらえるカードをバランスよく、残り6試合の中でマッチアップしたいと思います」と、「それもやるんかいというカードは必ず組みます。ぶったまげるようなカードがまだ予定されている」と以前にも予告したカードがまだ控えていると話した。