ペッタノンの都合の良いタイミングで攻撃をさせないこと
──ペッタノンについて、ファイターとしての印象は?
「ここ最近は試合数が多くない選手ですけど、過去にはたくさんの試合をしていますし、たくさんのタイトルを獲得している。本当にベテランで、レジェンドと言っても良い選手だと思います」
──ペッタノンはフィジカルも強く身体も大きく見えます。
「本当に身体は大きいですけど、そこはそんなに意識していないです。それよりも経験が豊富なので、過去の映像とかを見ていると、タイミングを取るのが上手い選手だなっていう印象があるので、それをいかに崩すか。相手の都合の良いタイミングで攻撃をさせないように、いかに動くかが重要になると思います」
──この試合はどんなプランになりそうですか。
「もちろん倒すことを前提として戦っていくんですけど、自分はスタミナにも自信があるので、1ラウンドからどんどん削って、削っていきます。自分は、5ラウンドまでフルで動けますけど、削って相手がフラフラになるような試合にするのも面白いと思う。チャンスがあればしっかりと倒しにいきたいと思います」
──この試合は接戦になると思うのか、それとも頭脳戦のような形になると思いますか。
「自分が見せたいのは、しっかりと1ラウンドからプレッシャーをかけていって完封すること。自分だけが攻撃して相手には攻撃させないっていうのが、今回のテーマです」
──この試合は大会のメインイベントでもあり、日本ではペイ・パー・ビューとなりました。自分が最高レベルにいる、そう実感はありますか。
「もちろん自分がチャンピオンだってことを自覚して、この8カ月間トレーニングしてきましたし、本当にこの階級でONEのサークルの中での世界一は自分だと思っているので、それをしっかりと証明したいと思います」