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【RISE×SB】バンタム級頂上決戦!鈴木真彦と志朗が約2年ぶり再戦、勝者には世界タイトルマッチ

2022/11/07 22:11
 2022年12月25日(日)東京・両国国技館にて、RISEとシュートボクシングが協力して開催する『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』の記者会見が、11月7日(月)都内にて行われた。  バンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで、鈴木真彦(山口道場/RISEバンタム級王者)vs.志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE DEAD OR ALIVE 2020 -55kgトーナメント優勝)の頂上決戦が決定。  鈴木は軽量級離れしたパンチ力と卓越したテクニックで、2018年11月にトーナメントを制してRISEバンタム級のベルトを獲得。5年間無敗、20連勝という驚異の記録を打ち立てたが、2020年11月の「那須川天心挑戦者決定トーナメント」の決勝で志朗にダウンを奪われて連勝がストップ。その後、那須川天心との再戦で敗れるが、江幡塁を初回KO、拳剛も初回KO、今年4月には江幡睦にダウンを奪って判定勝ち。6月の『THE MATCH 2022』ではK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大に判定勝ち、8月には植山征紀に判定勝ちと5連勝中。戦績は34勝(19KO)5敗。  志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。今年4月には江幡塁をハイキックでKOしたが、6月の『THE MATCH 2022』では玖村将史にダウンを奪われて敗れた。10月には大﨑孔稀に延長戦の末に勝利。戦績は26勝(11KO)5敗4分(タイの試合は除く)。  約2年ぶりの再戦はノンタイトルマッチ。これは「勝者は世界タイトル戦に進んでもらいたい」(伊藤隆RISE代表)と勝者にはRISE世界王座決定戦を用意するため。また、「来年からこの階級界隈で世界との対抗戦をやっていきたい」との構想も明らかにした。  鈴木は「僕自身、待ち望んでいた試合なので凄く楽しみです。2020年に負けているのでいま僕の手元にベルトはありますが、胸を張って王者ではないと思っているので、リベンジしてその先に行きたいと思います」と、志朗にリベンジして真の王者として世界に挑みたいと意気込み。  志朗は「新しい志朗を見せる。2年前以上の差を見せて勝つのがテーマ。それだけです」と、差は縮まっているのではなく広がっているところを証明するとした。  お互いの前戦についての感想を聞かれると、志朗は「植山選手との試合では強さも見えたし、ダウンしてからしっかり勝ちも獲ったが、攻め方とか弱点も見えたので戦いやすくなったと思った」と言い放つ。鈴木は「上手いし、トップレベルの選手なのは間違いないので、そこを超えていかないといけない」と評する。  前戦から志朗がスタイルを変えたことについて鈴木は「元から上手かったのプラス、勝つ気持ち、姿勢も見えたんですが…あまり分からなかったので(笑)。普通に強いなって印象ですね。強くて上手い」と、あまり意識はしてないという。  強引に打ち合いに持ち込む鈴木のスタイルに、志朗は打ち合いで付き合うのか。それを聞かれると「付き合いながらも上手さも、みたいなものが理想ですが展開次第ですね。前回のようにダウンをとれば打ち合いになるかもしれないし、打ち合いも全然出来るので、自分的には打ち合ってもいいよって覚悟はあります」と、鈴木の土俵でも勝てると自信を見せた。  そして志朗が「12月25日には圧倒的に勝ってvs.世界の切符をつかみたい」と言えば、鈴木は「12月25日はクリスマスなので勝って思い切り楽しみたいのと、タイトルマッチではないが僕の全てを懸けて挑むので僕の覚悟を見てください」とこの一戦に全てを懸けると宣言した。
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