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【RISE×SB】笠原弘希vs.チャド・コリンズ決定、笠原は日本人初勝利を奪って「RISEのベルトと原口選手に挑戦したい」

2022/11/07 20:11
 2022年12月25日(日)東京・両国国技館にて、RISEとシュートボクシングが協力して開催する『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』の記者会見が、11月7日(月)都内にて行われた。  GLORYとの対抗戦として、-63.5kg契約3分3R延長1Rで笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)vs.チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikforce/WMCインターナショナルスーパーライト級王者)が決定。笠原はSBの選手だが今回はRISEチームに加わり、コリンズはRISEの選手だが将来的にGLORYにも参戦したいとの希望を持っており、今回はGLORYチームの選手として出場することとなった。  笠原はSB次期エース候補として期待され、フェザー級・スーパーフェザー級・ライト級とSB史上初の三階級制覇を達成。前口太尊、スアレック、重森陽太など他団体の王者クラスから勝利を収め、7月のRIZINではRISEの石月祐作にも勝利。9月には梅野源治と引き分けたロンペットに判定勝ちして10連勝を飾った。戦績は29勝(12KO)4敗。  コリンズはタイ在住のオーストラリア人選手でこれまでにセクサン、パコーン、サックモンコンといったムエタイのスター選手を次々と撃破。2019年2月の『KNOCK OUT』で初来日し、KNOCK OUTスーパーライト級王者・不可思から右ヒジでダウンを奪い、判定勝ちした。4月にはSBに参戦し、海人にも判定3-0で勝利。RISEには8月の大阪大会に初参戦を果たし、RISEウェルター級王者・中野椋太から1RでTKO勝ちを奪うと、10月にはRISEライト級王者・直樹にも2RでKO勝ち。同階級で指折りの世界的強豪だ。戦績は52勝(27KO)18敗2分。  笠原は希望していたコリンズとの対戦が決まり「RISEさん側で戦わせてもらいますがシュートボクサーとして過去最強の相手に僕が勝つ。日本人でチャドに勝った人はいないので、僕が勝って目立つ流れが出来ていると思うのでしっかりここは勝ちたい」と、コリンズから日本人として初勝利を奪うと意気込み。  コリンズの印象は「気持ちも強くてパワーがあってパンチ力もあると思った」と評するが、「でも試合を見ていてパワーだけ、技術的にはどうかなと思ったりもします。パワーでも何でも僕の方が強いと思っています」と自信満々のコメント。しかし、その直後に「パワーは僕の方があると言いましたが、パワーではやっぱり勝てないと思ったので(苦笑)。技術は僕の方があるのでカウンターを狙ったり、突っ込んだところでボディを狙ったりといろいろフィニッシュを考えています」と訂正した。  笠原は強烈なボディブローを得意としているが、コリンズも強力なボディーブローを持っている。さらには手足が長く懐も深い。その相手にボディを決められる自信があるかと聞かれると「ボディも倒す武器としてあるし、僕は身体が打たれ強い自信もあるのでチャドの攻撃力よりも僕の方が上です」と効かせる自信も耐える自信もあるとする。 「しっかりここで勝って、RISEさんにもインパクトを残せると思うので、RISEのベルトにも挑戦したいですし、原口(健飛)選手にも挑戦したいと思っています。目の前の試合のことを考えることが全てですけれど、勝ってインパクトを残すために次の試合頑張ります」と、コリンズに勝ったらRISEのベルトと原口の首も狙いたいとの野望も口にした。  そして「絶対にこの試合を落とさないで勝つのはもちろん、応援してくれる方々が(クリスマスの)デートコースで格闘技を見に来ていただけるという人が多いので、恥ずかしくない極上の殴り合いをお見せ出来たらと思います」と、クリスマスの夜を盛り上げたいと話した。  また、会見に同席した緒形健一SB協会代表は「同じ人間というか、絶対に越えられない倒せない壁ではないと思うので最後の瞬間まで諦めず倒してほしい」と笠原を激励した。
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