大ベテランの今成正和に勝利し、緊急で試合を受けたのは「大正解だった」とした鈴木
2022年11月6日(日)愛知・ドルフィンズアリーナにて開催された『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』のセミファイナルで、今成正和(今成柔術)に判定3-0で勝利した鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が試合後インタビューに答えた。
摩嶋一聖の欠場を受け、急遽参戦が決まったなかで勝利した鈴木は「壁を越えられたなと思いました。これでまた一歩チャンピオンに近づけているので。これは僕にとって試練だと思っていたんですよ。急に試合が決まって短期間で調整してそれで勝つっていうのが、僕のこれからの格闘技人生に凄い必要なもの。恐怖に打ち勝つのも短期間で準備するのもそう、この試合は受けて大正解だったと思います」と、成長できた一戦だと振り返った。
メインで勝利した平本蓮との再戦について聞かれると、「いや、戦う必要ないですね。やる必要もないし、僕は勝ってるので。あっちが勝ち上がってきたらタイミングが合えばやらざるをえない状況になればやると思いますけれど、基本的にやる必要はないですね。僕とやるんだったらまず倒さないといけない選手がいると思うので」と、再戦のことは全く考えてないとする。
「正直、僕、嫌いなので。僕、素直なんですよ。大っ嫌いなので。ああいう試合前はヒール面して試合の時は正々堂々やりましょうみたいな。悪党になるんだったら最後まで悪党でいろ、と思うんですよ。そういうのは僕の性に合わないので」と、平本が「大嫌い」と吐き捨てた。