『UFC Fight Night: Rodriguez vs. Lemos』
2022年11月5日(日本時間6日)UFC APEX米国ネヴァダ州ラスヴェガス
日本では6日の朝5時開始予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信されているほか、UFC FIGHT PASSではプレリムを含め、8時開始予定のメインカードもライブ配信中(※計量結果)。
▼フライ級→128.5ポンド契約 5分3R〇ジェイク・ハドリー(英国)9勝1敗(UFC1勝1敗)126lbs/57.15kg[2R 2分39秒 三角絞め]×カルロス・カンデラリオ(米国)8勝3敗(UFC0勝2敗)128.5lbs/58.29kg ※体重超過※カンデラリオが体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のハドリーに報奨金の20%を支払う。
フライ級(125ポンド・56.7kg)戦も、カンデラリオが2.5ポンドオーバーで、128.5ポンド(58.29kg)契約試合に。
ボクシングがバックボーンのカンデラリオは、2022年5月に平良達郎とともにUFCデビュー。1回目の計量でオーバーも再計量でクリアしたが、平良達郎(※2月4日の韓国大会で3戦目が決定)に判定負け。
ハドリーは同じ大会でUFCデビューし、元RIZINのアラン・ナシメントに下からの仕掛けを潰され、MMA初黒星を喫した。
1R、ともにサウスポー構え。左ハイから入るカンデラリオはアグレッシブにワンツー、さらに左ボディも。ハドリーも右ジャブを刺して左ボディを返す。
ワンツーの左フックはカンデラリオ。ハドリーも左ロー、右ミドル。右ジャブでカンデラリオの顔を赤くさせる。左から右ミドルはカンデラリオ。ボディを効かせるハドリーはカンデラリオの左を右ヒジでブロッキング。互いにボディを当てる近い距離も組まずに打ち合う初回。
2R、右ミドルから右で差して組んだカンデラリオだが、突き放すハドリーは左ボディを効かせて、さらに右ボディ!
ハドリーは右ジャブもかわしたカンデラリオはシングルレッグでテイクダウウンもハドリーは三角絞め! いったん上体を立てようとしたカンデラリオだが、頭を引き寄せられると、下からハドリーのヒジを浴びる。さらにハドリーが絞めると、カンデラリオがタップした。
ハドリーはオクタゴン初勝利。体重超過のカンデラリオは平良戦に続く2連敗を喫した。試合後、ハドリーは「特にサプライズは無かった。相手のシングルレッグも想定はしていた。柔術コーチのおかげ」と語った。
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▼女子バンタム級→137ポンド 5分3R〇タミレス・ヴィダル(ブラジル)7勝1敗(UFC1勝0敗)134lbs/60.78kg[1R 3分06秒 TKO]×ラモーナ・パスクアル(中国)6勝5敗(UFC0勝3敗)137lbs/62.14kg ※体重超過※パスクアルは体重超過。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のビダルに報奨金の20%を支払う。
パスクアルが体重超過で137ポンド契約に。元ラグビー香港代表のパスクアルは柔術紫帯。UFC2敗。
対するUFCデビュー戦のヴィダルはブラジルで元プロサッカー選手だった。ムエタイベース。6勝1敗の24歳で、唯一の黒星は女子バンタム級9位のカロル・ロサ。
1R、サウスポー構えのパスクアル、オーソドックス構えのヴィダルは右ミドルを放つ。パスクアルも右ジャから左ミドルも、ヴィダルはワンツーからシングルレッグへ。差し上げるパスクアルが体を入れ替え、離れる。
右インローはヴィダル。さらに右ミドル、パスクアルの頭を掴んで首相撲からヒザを効かせると、さらに今度は左の跳びヒザをボディに突く。パスクアルのヒザが落ち、レフェリーが間に入るとパスクアルは跪いてダウンした。
ヴィダルはUFCデビュー戦勝利でMMA6連勝。パスクアルは厳しいUFC3連敗となった。