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2022年11月6日(日)に愛知・ドルフィンズアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』のバンタム級(61.0kg・5分3R)で、るアラン“ヒロ”ヤマニハ(ボンサイ柔術)と対戦するFighting NEXUS王者の河村泰博(和術慧舟会AKZA)が4日、インタビューに応じた。
「RIZIN出てー。余裕で勝てそう。こんなもんなのか…」のツイートから1年。RIZINに先に呼ばれ、渡部修斗に競り勝った須藤拓真に8月のNEXUSで一本勝ちしている河村は、「RIZN1発目で“もう俺、余裕だぜ”というのを見せたい」と自信を見せた。
ヤマニハ選手のように上から削らずとも極められる
──試合を2日後に控えた現在の心境は?
「心境は、僕、20戦くらいやってきてるんですけど、本当にそのなかの一つの試合として、RIZINという今までで一番大きい舞台なのですが、あまり緊張しておらず、楽しんでいます」
──髪色の緑は……?
「RIZINさんて赤のイメージだったんですけど、LANDMARKのポスターとかが緑っぽかったので、今回緑かと思って緑にしてきました」
──初参戦の反響は?
「やっぱり注目度というところでは桁違いな感じがしていて。SNSとかもそうですし、本当にいろんな人に今回の試合をやることって自分から告知していなくても声をかけてもらったりして、本当にすごいと思っています」
──いまは会社員として、仕事をしながら格闘技をやっているのですか。
「そうですね。営業なので髪もすぐ黒くします(笑)。この大会のためだけに緑にしました」
──練習時間は?
「朝早く起きて朝練習して、日中仕事して、また夜練習に行くスタンスですね」
──対戦相手のヤマニハ選手の印象は?
「ヤマニハ選手は僕がPANCRASEに出ていたときに、同じタイミングで出られていて、僕はランキングにも入っていなかったのですが、その時からランク上位で強さを見せていた選手。そういう選手に挑めるのは嬉しいことですし、強い選手だと思っています」
──初めて河村選手を見るファンに見せたいところは?
「僕は20戦以上してきているのですけど、ほとんど寝技勝負しかしてきていないので、僕の寝技に注目してほしいのと、他の人と違う寝技をやるので注目して星い」
──この試合にかけるテーマは?
「バンタム級が盛り上がっていないので、僕がもう1回盛り上げる。それをテーマにしています」
──「RIZIN、余裕で勝てそう」という以前のツイートの気持ちは変わらないですか。
「余裕で勝てそうだと思ってるので、今回結構上位のヤマニハ選手を当ててもらっていると思うので、1発目で“もう俺余裕だぜ”というのを見せたいと思っています」
──VTJまで4連勝。今回がRIZIN初参戦で、NEXUSEから先に呼ばれたのは須藤拓真選手でした。そのときはどんな思いでしたか。
「そんなに正直なんとも思ってなかったです。というのも、僕のなかではそのときはRIZINが全てじゃないと思っていたのもありますし、そんなに意識はしていなかったです」
──RIZINで渡部修斗選手に競り勝った須藤選手に、NEXUSで一本勝ちをして、今回のRIZINでの試合が決まったことについては?
「その時は、彼がRIZINで勝って、そのあともRIZINに出るとか、RIZIN選手みたいな気がしていたので、“いや違うでしょ、NEXUSでチャンピオンにもなってないのに”という気持ちがあったので、“絶対負けられない”とあの防衛戦は戦いました」
──同じ寝技を得意としていても種類が異なると感じます。河村選手が優っている部分は?
「単純に極める力ですね、ヤマニハ選手は上から固めて削っていくスタイル。僕はそういうことせずとも、絶対極めると思っているので、極め力ですね」
──それをケージMMAの中でもやりきれると。
「そうですね、やりたいと思っています」