大晦日の事件から11カ月、初めてマスコミの前に姿を現した久保
2022年11月6日(日)愛知・ドルフィンズアリーナにてケージで開催される『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』の出場選手個別インタビューが4日(金)名古屋市内で行われた。
第1試合の66.0kg契約5分3Rで奥田啓介(フリー)と対戦する久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)は、大晦日に起こった事件からの復帰戦。マスコミの前に出たのも今回が初となる。
(写真)昨年大晦日、シバターとの“不正試合”からの復帰戦となる久保
久保は「本当にいろんな人にご迷惑や心配をおかけし、再出発の機会を与えてくれたRIZINに感謝しています。それに応えなければいけない気持ちがあって。いろんな人の支えがあったり、本当にたくさん…なんて言うんですかね、まだあれから11カ月くらい、約1年しか経っていないですけれど、僕の中ではあの経験があって、これから再出発で。本当に自分がリスタートというか、格闘家・久保優太として再出発出来るのが明後日の大会だと思うので、自分自身もワクワクしていますし、言葉は一緒になってしまうけれど練習してきたことをどれだけ出せるかを自分自身もドキドキワクワクしています。試合が嫌だなって気持ちが現役後半からあって、また試合かと思ったけれど明後日は久しぶりに楽しみでワクワクしています。メンタル的にはよい状況です」と、再出発できることにワクワクしているとした。
私生活では第一子が誕生(サラと籍は抜いているがパートナーだとのこと。子供は認知している)。しかし、サラとは会っておらず子供もサラの実家で育てられているという。「試合に集中して2週間くらい会っていないのですけれど、試合でばっちり勝って会いたいなって思っています。テレビ電話は結構してくれたり繋いでくれて、いつのまにかこんなに成長してるわーという感じになっています」と苦笑。
恒例となっているサラとの入場に関しては「前回の試合の禊じゃないですけれど、一回エンターテインメント性を封印して、格闘家・久保優太としての再スタートをこのRIZINが作ってくれた、チャンスをくれたので、そこをまず自分の試合としてバーンと果たしたい。サラちゃんも、もちろん当日来てくれるみたいなのでかっこいいところを見せたいのはあるんですけれど、今回入場曲は封印するかたちで。楽しみにしてくれていたみなさん、すみません。僕はかっこいいところを自分が好きになった女性には見せたいので、見に来てと言ったら行くよと言ってくれたので、そこだけでもパワー、モチベーションにはなっています」と、今回は封印して試合に臨みたいと答えた。